薄 波 山
(うすなみやま)
(753.5m)
年月日 平成30年2月25日(日)
天 候 曇り
所在地 富山市大清水 参加者 16名
記録者 K.O
薄波山は標高753.6m、旧大山町の大清水集落から黒川と大清水谷に挟まれた南西に続く尾根上にある。 山頂には三等三角点があるが、登山路はなく12月から3月の積雪期が登山の対象となる。 山頂の南裾に薄波という集落があって(今は廃村)、山名として定着したようだ。当会では平成15年3月に登っている。 積雪等による道路状況を考慮して集合場所を大山文化会館に変更した。 8:00 参加者は時間に遅れることなく集まってくる。4台の車に分乗して登山口の大清水に向かう。道路にはうっすらと新雪あるものの走行には支障がない。 8:30 登山口に到着。装備等の確認。入念にラジオ体操による準備体操する。
途中、雪上にイノシシかと思われる泥をこすりつけた跡があり驚く。 9:40 520mの平地に到着、一息入れる。見晴らしがよく、小佐波御前山(754m)、二子山(736m)、日雄双嶺山(750m)等が手に取るように見える。 またはるか遠くに毛勝三山、剱岳、立山等が春霞の中に望まれる。 10:15 本尾根で最も顕著な585mのピークに到着。大休憩となる。行動食、果物、飲み物等を摂り、ここからは2班を先頭に出発する。1m余りの雑木も事前調査で成木されており助かる。 11:25 720mピークで小休憩。753.6mの山頂に到着。山頂の標識等は何もない。 三角点はもちろん雪に埋もれている。積雪は2m位であろうか。 早速6丁のスコップが稼働し図面を参考に気落ちを併せた作業でアッという間に長円形の雪の食卓が完成する。女性陣も大奮闘だ。
12:30 昼食、記録写真。下山となる。 『午後一番の下り道が一番危ないよ!滑落などの危険な箇所はないものの自分で自分の足(カンジキ)を踏まないようにね』と注意の声が飛ぶ。 東北方面、東と眺望を楽しみながらの下りだ。 『やっぱり下りは楽だわ♪』とふと本音が口をつく人もいる 13:20 585m峰で休憩 14:15 全員元気で登山口に到着する、整備体操をして大山文化会館に向かう。 次回の再会を約束して解散する。 心配していた天気も良く、16名の人数も良く、慌てることもなく、そして遅れるわけでもない楽しい山行でした。 (K.O) | ||||||||||