谷 川 岳
(1977m)
年月日 平成 22年10月16日(土)〜17日(日)
天 候 曇り時々晴れ
ル− ト
10月16日 新富観光→富山IC→水上IC→谷川岳ベ-スプラザ→天神平→
熊穴沢避難小屋→肩ノ小屋
10月17日 肩ノ小屋→オキの耳→肩ノ小屋→天神峠→ロ-プウエイ駅→
一ノ倉沢口→谷川温泉→水上IC→富山IC→新富観光
参加者 31名
1日目(16日) 曇時々晴 “谷川岳”と聞くと私には“魔の山”という一言が浮かんでくる。遭難者の数は 800名近く!単独の山としては世界で一番だとか。しかし、山行案内の「初級」と書いてあったので参加する事にしましiた。 7時に新富観光バスセンターに集合し、バスは7時10分に出発した。 途中の魚津ICにて7名乗車し、今日の参加者31名全員が揃った。 走行中、外は曇り空なのに、 電光掲示板の傘マークが目に入る。 車内でリ-ダ-のKさんより役員・リーダー紹介やコースの説明があった。 8時30分には名立谷浜SAにてトイレ休憩。バスのフロントガラスに時々小雨がかかる。 しかし、今回の山行の男女参加者の割合は、男1:女2とのこと。自称晴れ女が多いから天気は大丈夫と、妙に安心する。 9時50分には越後川口SAにてトイレ休憩。小雨も止み、お日様が出ている。 バスの中ではビデオを見たり(谷川岳、苗場山)副会長のOさんの軽妙なトークで車内は和らいだ。 10時55分には水上ICで高速道を降り、谷川岳ベースプラザには11時20分に到着した。 土合口駅より谷川岳ロープウェイに乗車した。 高度が上がるにつれ、斜面の紅葉が色を増してくる。 明日登るオキの耳(1,977m),トマの耳(1,963m)も見える中々の絶景でした。 ロープウェイ天神平駅に到着してスキー場ゲレンデの草原にて昼食となった。 青空に白い秋の雲が流れていた。 12時25分にはインストラクタ−のUさんの指導でストレッチ体操をした後、班別に出発した。
登り始めは滑りやすく木道に注意しながら、ブナの落ち葉を踏み、緩い上り下りをくり返し進んだ。 途中の「天神平、谷川岳、天神峠」と3方向を示す標識があり、ここで休憩を取った。 13時15分には熊穴沢避難小屋に着いた。 ここで二俣からのいわお新道と合流する。 この辺りが森林限界でやがて視界が広がり紅葉が凄く綺麗でした。 これから狭くて急な本格的な登りになり、 登山者の人が多くなってきた。 さすがに人気の山だ。 岩が多い道では、所々にロープや鎖が付けられている。 時間的にも下山者が多く、急な岩場や狭い道では待ってもらうので、気が急ぎ、急登の連続で息も上がる。 13時40分ササの葉の上にリュックを降ろして休む。 ちょっと強い風が快い。霧がかかり始め谷側は見えなかった。 小学5年生くらいの男の子が下りてくる。「こんにちは!」と元気に挨拶をする。挨拶を返しながら「私達も昔はあんなに元気で可愛かったのよ」と、皆で笑う。 14時天狗のトマリ場に着く。ポツンと水滴。雨かと思ったが霧のようだ。 14時30分天神ザンゲ岩に着く。晴れていれば山々が見える絶好のビューポイントなのに・・・・。霧の為、視界不良。 若いカップルが「もうすぐ肩の小屋ですよ」と声をかけてくれる。 よし、頑張るぞ! 辺り一面ガスで真っ白の中、長い木の階段を登っていくと14時45分には肩の広場に着いた。 一面草紅葉だ。ここからも天気が良ければ茂倉岳、一ノ倉岳が見えるのに残念!
14時50分に肩の小屋に到着した。 リ−ダ−から今日はガスが深いので頂上には行かないと連絡があった。 この山小屋は収容人数40名のところ、今日は51名の宿泊予定で混雑が予想される。10畳の部屋に15人分の寝袋をひいた。この山小屋は布団ではなくて、一人ひとり寝袋でした。 寝る場所を確保してから休憩室でテーブルを囲み、ビールで乾杯をする。格別の味がした。 窓からガスの晴れ間にピラミッド型の大源太山が見え、感激する。 17時に夕食。ハンバーグ、魚、キャベツ、ひじきが紙皿に盛りつけてあり、美味しかった。 明日の登山スケジュールの説明があり、その後、Mさんの郷愁漂うピアニカに合わせて山の歌を合唱しました。ほの暗い灯のもと、青春時代に戻ったようだった。 この後は、さらに宴会をされる人、話を楽しむ人もいたが20時には皆さん就寝したようだ。 2日目(17日) 曇
6時には トマノ耳(1963m)に到着したが、約20〜30m先ははっきり見えない。ガスが晴れるのを願いながら記念写真を撮ったあと直ぐにオキノ耳頂上に向け出発した。
9時30分に天神峠を出発。ゲレンデを下りると天神平の紅葉が眼に映える天神平ロープウエイ乗り場に到着した。
ベ−スプラザのレストランで昼食となったが、きのこそば、うどんが大人気のようだった。 |