塩の道
(天神道コース)
年月日 平成20年9月21日
天 候 雨のち曇り
ル− ト
新富観光→道の駅小谷→島温泉→猫鼻石仏群
参加者 24名
6時50分 新富観光バスターミナル出発。 今日は無情にも雨模様。 7時20分 魚津I.Cにて5名乗車。(総勢24名) バス内で特製の資料(秋の七草・塩の道)が配布される。 わかりやすく「秋の七草」のカラー色が鮮やか。 雨に備え、狭い車内で身支度をする。 8時20分 道の駅「小谷」に到着。 山々や家が小雨にけむっていた。 8時50分 ストレッチ体操や注意事項を聞き出発。 ススキ(秋の七草)、コスモスが歓迎。
島温泉(1軒宿)の側を通る。 9時00分 塩の道(天神道)入口に到着。 道はゆるやかな登り路。 草ヤブを踏み歩く。 ツリフネソウ(花の形が帆船に似ている。) コンペイトウの形のミゾソバ(別名:継子の尻ぬぐい)、オトコエシ、 アキノキリンソウ、アカソ、ヒカゲイノコズチ(茗が角)等、控え目な草花が咲いている。 9時40分 唐沢の石仏に到着。 古い石仏、石碑がひっそりと佇む。 GSLのTさんが、由来、歴史を解説。 皆さんから「ガイドさんみたい。 それより上手!」と感嘆の声が上がる。 キツネノボタンの花弁をルーペで見る。 雨ニモマケズ、本当に皆さん熱心です。 キツリフネ(黄色のツリフネ)、ヨメナ、メナモミ(ネチャネチャしている)、ムラサキツメクサ(輸入時に乾燥して木箱に詰められた外来種)が見られる。 10時10分 小休止,水分補給。 谷間には稲刈りが終わり、ハサガケされた一枚の田んぼが見える。 日本の農村の原風景を発見。 10時45分 城の越に到着。 赤松の根方に大日如来の石仏がある。
少し離れたところに茶屋跡があり、今も湧き水が出ている。 11時00分 三峰様(火災、盗難除けの神様)に到着、参拝。 はじめての急登(5分間)。小高くなった所に円錐状のカヤで作った三体のお社がある。 地元の人々により大切に祀られ、保存されている。 写真撮影(人通りのない山路で男女2名が来られ撮ってもらう) これも三峰様のご利益かも! 11時15分 三峰様を下り再び城の越へ。 雑草の繁る細い崖道となる。倒木もあり足もとを注意して歩く。 小雨はあがり、薄日がさす。 穂状の白色のサラシナショウマが咲いている。
11時45分 砂山の石仏に到着。 こけむした石仏が歴史を刻んでいる。 12時00分 湯原砂防堰堤に到着。 木橋を渡る。雨で滑りやすい。フジバカマに似たサワヒヨドリ、ヨツバヒヨドリ、イヌタデ(別名:アカマンマ)が見られる。 12時10分 姫川の川原に到着。いよいよ昼食! 川のせせらぎを聞きながら次々にまわされる山海の珍味に満腹。 本当に幸せ! 川原には(ススキに似た)オギが風にそよぐ。 フジアザミ(富士山付近に多く生える)が下向きに、重そうに咲いている。 クズ(根からくず粉を採る)は茎がつる状に伸びている。 13時40分 深山の湯(道の駅「小谷」)にて入浴。 ゆったり入浴したり、お土産を買う。 入浴料が団体割引で400円。 (通常500円)となり得した気分となる。 14時45分 道の駅「小谷」出発。一路富山へ。 車内にてKさんより「ゲンノショウコが別名:ミコシグサ?」 実物で説明してくださる。 なるほど、オミコシの飾りの様な果実がついている。 15時45分 魚津I.C到着。(5名下車) 16時20分 新富観光バスターミナルに無事到着、解散 今回の自然観察会は、初秋の豊かな自然をゆっくりと体感できました。 さらに路傍の石仏群、昔からのほこら等歴史ある古道を楽しめて感謝しています。 |