しり たか やま
尻 高 山
(753m)
年月日 令和2年3月1日(日)
天 候 晴れ
所在地 上市町下田(魚津市虎谷集落南側)
参加者 23名
記録者 T・S
定例山行 8:00 集合 (集合場所の箕輪テニス場から登山口近くの空き地に各自で移動) 事前調査された役員から「藪が多く登山道も未整備の為、山行には時間がかかりそうなので、頂上には行けないかも知れない」と説明あり。 8:10 小早月川にかかる鉄板の橋を渡り、登山口前の空き地でラジオ体操。 Iさんより「奉安殿」についての情報提供。
奉安殿(ほうあんでん) 戦前の日本において、天皇と皇后の写真(御真影)と 教育勅語を納めていた建物である。 戦後GHQの指令により各地で取り壊されたが、 ここ滑川市と、他に県内では高岡市と舟橋村に 残されている。 (写真は、箕輪ダム水門の端に建っている奉安殿) 8:15 登山口(標高210m)出発 昨夜の雨もあがり天気予報は曇りのち晴れ。数日前に降った雪が山肌に残っているのでかんじきを履けるのかなとの期待で出発。 リーダー・サブリーダーを先頭に、道の枝を切り落としたり、目印のテープをつけながら登る。 杉林と竹林の中、急な登りと滑りやすい道が続く。 8:45 小休止 クロモジの木の芽が膨らんで春への準備をしている。 9:08 小休止 藪がつづき、落ち葉と雪で滑りやすい。時々「大丈夫?!」の声が聞こえる。 9:45 小休止 (487mピーク) 遅れ気味の班の到着を待つ。道に雪が残っている。 10:55 小休止 (500m) 鞍部のためか積雪が20p程あり。青空を見あげて深呼吸をする。
11:30 約600m付近でリーダーより、このペースでは下山の時間も考慮して、頂上までは無理と思われるので、先に進むか参加者の意向確認。 下山に決まる。少し広い場所で、昼食を摂ることになる。 雪の上で楽しくランチタイム(約1時間)。 12:30 記念写真を撮り出発。 下りは藪と落ち葉で更に滑りやすいため、両手足を使い慎重に下る。 少し離れると前を歩く人を見失うほど、木についている目印を目当てに進む。 12:55 小休止 (500m付近) 全員揃うのを待つ。マンサクの蕾が青空に映えていた。 13:50 小休止 (487mピ−ク) 時計を落とされた方がいるので、サブリーダーも同行して探してから戻るとのことで、無線でリーダーに連絡する。20分ほど待つ。 14:45 登山口に先頭の班 到着。小さなフキノトウから春の香りを感じました。 15:20 全員、無事到着。衣類や靴に泥が付着している方多数あり。滑らないよう奮闘した跡が残りました。 15:40 Iさんより「ウスタビガの繭」実物あり・「ヤママユガの繭」について説明。 リーダーより次回の山行の説明後、解散。 道が滑りやすいため小さな草木にも捕まりながら歩きました。自然の厳しいなかで根を張って行く植物の強さと逞しさに感心しました。 また、私は今回のような藪の中を長く歩くのは始めてでした。事前調査や先導された役員の方々に感謝します。
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