せ   と   くら  やま

瀬 戸 蔵 山
  (1320m) 

年月日  令和3年3月28日(日)
天  候 曇りのち小雨、時折烈風
所在地  富山市(旧大山町)
参加者  27名
記録者  O・K

 





定例山行




昨日(27日)は晴れ、今日(28日)は曇りから雨、そして明日(29日)は
晴れの天気予報(結果)となっている。
今日は昼頃から雨となり、強風も予想される。
しかし、春の瀬戸蔵山(1320m)を目指して27名の老若男女が、
極楽坂スキー場交流センターに集まってくる。
何とか天候が持ってくれればと祈るばかりである。



左奥にある瀬戸蔵山を目指す
8:40 リーダーからコースの案内、そして準備体操を終え、
出発となる。
スキー場のゲレンデに沿って歩き始める。
この辺りは雪はなく、フキノトウがちらほら見うけられる。

8:50 「ちびっこ小屋」横で皮むきを兼ねて休憩となる。

9:15 標高750m地点にくるとゲレンデに積雪が出てくる。
ここでかんじき、軽アイゼン等が必要になる。
久しぶりの装着に戸惑う人もいる。 ポツポツと小雨が降ってくる。

9:50 最長リフトの終点駅で休憩。


かんじき、軽アイゼンを履いて歩きだす 一歩ずつ斜面に逆らって懸命に登る!



10:40 らいちょうバレーエリアへの連絡路を通って、広い広い一面雪のパラダイスゲレンデにでる。
ここ(標高約1010m)は、風を遮る樹林もなく、急に風が強くなってくる。
帽子やザックカバーが吹き飛ばされる。
「この状況では上の稜線は烈風となり、体の保持や食事もできない。
今日の登行はここまでとし、下ることとする」とのリーダーの指示で下山となった。
登ってきた足跡を確かめながらひたすら下る。

10:50 かんじき等を外す。
緩やかなゲレンデでフキノトウを収穫しながらルンル気分で下る。
目の向こうには大辻山、来拝山、千垣山が黄砂にかすみながら望める。


フキノトウ 雄株 フキノトウ 雌株
11:45 3時間前に出発したスキーセンターに
到着する。
会長から「フキノトウ(フキ)には雄雌がある。
フキ自体に雄株と雌株があり、
遠目にも雌のフキノトウは白く細身で、
オスは淡黄色でこんもりみえる。
動物は雄と雌は互いに歩み寄れるが、
動けない植物はうっかりすると異性に
出会えないかも・・・ということです。
人間に生まれて良かったですね」と。


雨風を感じることなく、屋内での昼食となり13時には解散となる。
天候を恨んだ半日でしたが、自然現象だけはいかんともしがたく、
良い体験の瀬戸蔵山を目指した登山でした。





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