8月2日(日)
5時20分に新富観光に集合した。 今回の参加者は男性10名、女性9名の19名。 天候は曇り空だったが、予報では次第に回復するとの事で晴れる事を期待しながらバスに乗り込んだ。
運営副委員長のOさんや見送りに来たと言うMさんの見送りを受けて、予定通り5時30分にはバスが新富観光バスタ−ミナルを出発した。
バスの中でリ−ダ−のKさんより今日の行程の説明があった、今日は日曜日で上高地は通行規制なので、平湯からはシャトルバスに乗り換えるとの説明があった。
バスの中ではこれから登る奥穂高岳のビデオを見てる人、久しぶりに会った人と会話をする人、仮眠をする人などさまざまでした。
平湯温泉には7時15分位に着いた。 山登りの装備をして7時30分発のシャトルバスに乗った。
シャトルバスには上高地に行く観光客や他の山登りの人たちとも一緒だったが、以外と空いていた。
8時00分には上高地バスタ−ミナルに到着した。 雨がぱらぱらと降り始めてきたので雨具を付けた。 ストレッチ体操の後、河童橋の方向に歩き始めた。
今日は梓川の水かさも多いように感じた。 明神を過ぎるとやがて左手にガスの切れ間に明神岳が聳えて見えた。
雨はやや本降りになってきた。 徳沢園にはキャンプ場があり夏休みのせいか子供ずれや韓国の人たちも結構出合った。 徳沢園には10時20分に到着した。 ここで10分くらいの休憩を取った後横尾に向かった。
途中には新村橋があったが、予定のル−ト通りであれば帰りはこの新村橋から帰って来ることになる。
横尾には11時40分頃に着いた。 先に来た人たちが横尾山荘の軒下で弁当を食べていたので雨を避けれるどこか適当な所がないか探したが、見当たらなかったので、立ったまゝお弁当を食べた。
横尾大橋の前で集合写真を撮ったあと吊り橋を渡って対岸に渡った。
ここからがいよいよ登山道。 雨上がりの登山道の脇ではシラネアオイが我々を癒してくれた。
本谷橋に着いたのが13時10分ぐらいでした。 小さな吊り橋を渡ってから河原で休憩をした。
5分間の休憩の後、歩き始めたが、ここからの登山道は狭く、登りもきつくなって来た。 左手には屏風岩を見ながらゆっくりゆっくりと歩いた。 河原のせせらぎが何となく気分を和ませてくれた。
やがて雪渓に出た。 涸沢は今年は雪渓が大分残ってると聞いていたが、そろそろ涸沢の入り口に来たようだ。
雪渓を滑らないように慎重に登ってると目の前に前穂高岳や奥穂高岳の峰々がかすかに見えてきた。
雪渓にはステップも切ってあったが、小屋の人達が切ってくれたのだろう。
再度、樹木帯を越えると15時30分、突然目の前に今日の宿の涸沢ヒュッテが見えた。
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残雪が多く残っていた |
涸沢ヒュッテ |
涸沢ヒュッテの夕飯 |
涸沢ヒュッテはカ−ルの底手前のはえ松などの中にあって、屋根の上にはテラスがあり360度の3000m級の穂高連峰を見渡す事が出来る。
お部屋を案内されたが、連泊の予約だったので特別に配慮してもらって布団1枚で1人にしてもらった。
今夜はゆっくり寝れそうだ。
夜には星空が見渡せるぞと Hさんが教えてくれたので、何人かは満天の星を見たようだ
8月3日(月)
5時30分に朝食を取り、 6時30分にストレッチ体操の後、涸沢ヒュッテから涸沢山荘の方向に歩き始めた。
今日は雲1つない快晴で足取りも軽かった。
今日は奥穂高岳だけのピストンなので、リックは山小屋に置いて軽装で出かけた。 ストックもザックに収納できる人以外は持って行かない方が良いとのリ−ダ−からの話しがあった。
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涸沢ヒュッテより見た奥穂高岳 |
ザイテングラ−ドに向かう |
後方は常念岳 |
カ−ルの底から見上げるとゴツゴツした山々がそびえ立ち、どこまでも透明な空に向かっていた。 テント場から涸沢小屋を通ってザイテングラ−ドに取り付く道は岩場混じりの尾根状の道で急登で慌てずに慎重に登った。
9時50分に穂高岳山荘に到着した。 山荘前には大勢の登山者で賑わっていた。
岐阜県警と書かれた山荘前に昼食その他の荷物を降ろし、出来るだけ軽装で出かけた。
エイエイオ−と掛け声をかけ気合を入れて奥穂高岳の登りに挑戦した。
登り始めはいきなりの梯子、鎖の付いた岩場を登った。
鎖場を過ぎると今度はガレ場の登りで、浮石にも気を付けて登った。 西穂高岳に続くジャンダルムが険しく聳えていた。 やがて11時20分頃に標高3190mの奥穂高岳の山頂に登頂出来た。
頂上には穂高神社が祀られ展望指示板もあった。
頂上では西の方からガスがかかり始め北穂高岳や槍岳は見え隠れしていたが、燕岳、大天井岳、常念岳ははっきりと見えた。 皆は登頂が達成出来た満足感で笑顔で何回も記念写真を撮った。
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穂高岳山荘 |
奥穂高岳へのガレ場の登り |
ジャンダルム |
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奥穂高岳頂上 |
頂上での集合写真 |
当会の誇る女性達 |
11時50分には頂上を降り始めた。 12時40分〜13時20分 穂高岳山荘の影で横1列に19名が並んで昼食を取った。 食事の後、ストレッチ体操をし、往路を下りた。
下りはザイテングラ−ドを過ぎてからは分岐点を右折し、雪渓を横切って涸沢パノラマル-トから降りた。
雪渓では数匹の猿の親子が戯れていた。 このル−トはお花畑が素晴らしくきれいな所だ。
ヘリコプタ−が涸沢ヒュッテと西穂高山荘方面に何度も行き来していた。 事故があったらしい・・気をつけないと。
涸沢カ-ルの雪渓を歩いて15時50分には涸沢ヒュッテに到着した。
今日は晴れていたので、早めの夕食を食べてからテラスで皆とテ−ブルを囲んでビ−ルで宴会が始まった。
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涸沢パノラマル-トから降りる |
涸沢パノラマル−トのお花畑 |
涸沢ヒュッテのテラスでの宴会 |
8月4日(火)
5時00分に朝食 6時25分に体操の後、リ−ダ−より本日は天候が良いので予定のコ−スで涸沢ヒュッテを降りてから北尾根の裾野を通って屏風のコルに向うとの話しがあった。
パノラマコ−スは登山道が狭いのでしっかりと3点確保をし、充分注意をするようにとミ−テングで確認した。
出発するパノラマコ−スにはまだ残雪が多く、鎖やロ−プが張られ何ヶ所かの危険な所もあった。
最初は登りが続き8時10分頃には屏風のコルに到着した。 ここでリックを置いて空身で屏風の耳まで登ることになった。 屏風の耳
(標高2565m) からの眺望は本当にすばらしかった。
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2泊した涸沢ヒュッテ別館入口にて |
涸沢ヒュッテ(前)と涸沢山荘(後) |
パノラマコ−スの狭い登山道 |
やせた尾根からは涸沢ヒュッテが小さく見え前穂高岳、奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳の穂高連峰や槍ヶ岳までが屏風を広げたように見渡せた。
(下のパノラマスクリ-ン画面で見て下さい)
南には北岳、甲斐駒ヶ岳、遥かには富士山も見え、パノラマを楽しむ屏風の耳は360度の眺望で前日の山々をバックにポ−ズを決め、常念岳、蝶ヶ岳なども美しい山容を楽しませてくれた。
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屏風の耳頂上にて |
屏風の耳から降りる |
新村橋から見た梓川 |
何時までも見ていたい光景だったけど8時40分頃には下り始めた。 11時10分には奥又白谷に着いた。 ここで雪解け水を飲み、川に沿って歩くとやがて梓川が見えて来た。
通り過ぎないように気をつけ新村橋を渡る。 歩きやすい道をハイピッチで歩き 12時30分〜13時10分にて徳沢ヒュッテで昼食を取った。
予定よりかなり遅れたため、徳沢で新富観光バスに到着の遅れを連絡し、上高地からは早足で歩き、14時45分にはバスタ−ミナルに到着した。
15時10分〜16時00分 平湯温泉で入浴し予定より1時間30分遅れの17時30分に新富観光に到着した。
<一言感想.>
ゆっくりペ−スで休憩も良かった、 感激で一杯、 パノラマコ−スの時間の取り方が短かかったのでないか、
今年はこの山に決めてたので登れて最高、 先輩の方々のパワ−に感動、お天気やメンバ−に恵まれて良かった、
屏風の耳に登れて良かった、トップのペ−スは眺望を楽しんで歩けるようにして下さり、うれしく思った、
本峰登頂しおまけと思ってた屏風の耳はヒヤヒヤ、ドキドキだった 等さまざまな意見が出たが思い出に残る山行になりました。
お世話頂いたみなさん、ありがとう御座いました。