人 形 山
(1726m)
年月日 平成21年10月18日
天 候 曇りのち雨
ル− ト 五箇山荘→中根平→宮屋敷
参加者 16名
前日は五箇山荘にて9月にあった「山岳レスキュ−講習会」の報告や地図の見方、ロ−プの使い方等の実習があり、午後6時から懇親会があった。 今日は高落葉山と赤摩木古山〜見越山のコ−スと2組に分かれて山行の予定だったが赤摩木古山のコ−スは途中のブナオ峠付近で通行止メのために人形山に変更になった。 今日の人形山には当日参加も含めて16名の参加者でした 五箇山荘前に登山の準備をして集合し、7時30分には車に分乗して人形山に向かった。 天気は前日からの予想に反し青空が見え、爽やかな朝の中を中根平の登山口に向かった。 車は途中の中根山荘、キャンプ場を通り、林道の行き止まりにある広場には8時15分に着いた。 ここで車を止めた。 ここが登山口で、準備体操の後、8時30分から登山を開始した。 登り始めは、整備された杉林をゆっくり登る。 8時55分に着衣調節のために休憩をした。 空は昨日の雨の予想が嘘の様に晴れ、朝日の木漏れ日を受け照葉が美しかった。 9時35分には第一休憩所(1218m)に到着した。 ここには三角点もあって三角点にタッチ。 各々水分補給や飴などを食べ、エネルギーを補給した。 美しいブナ林の急坂を登り始めた頃には、さっきまでの青空が一転して次第に黒い雲が覆うようになり、ポツポツと雨も降り出してきた。 無線で別のコ−スを登っている高落葉山の様子を聞くと高落葉山の方も雨が降り始めたらしい。 本当に秋の空は変りやすい。 急いで雨具を着けた。 黄葉の多い山と思い歩いているうち、たわわに実をつけた見事なナナカマドの紅葉は本当に綺麗だった。
10時55分、宮屋敷まで200mの地点で立ち休憩を取った。 ここからは粘土質の土、木の根が張って滑りやすい上ににきつい急登が続いた。 11時05分には宮屋敷に着いた。 昔、ここには白山宮があったそうだが、今は鳥居だけが残っていた。 この鳥居前で記念撮影後、雨降りが強くなり風も出て来たので、県境稜線まで出るか? それとも時間を見て12時まで登るか?等といろいろと話し合ったが、結局は稜線に登っても見通しも利かないので下山することになった。 お昼も下山して登山口の東屋でゆっくりと取る事になり、11時20分に下山を開始した。 12時20分に登りの時に休憩した第一休憩所に着いた頃には雨風は更に強くなってきた。 昨日の講習で ”事故は行程の4分の3地点で発生することが多い” まさにここからだから気をつけようと言いながらも駆けるが如く下り、色とりどりの雨具やザックカバーが登山道を踊る 13時05分、 登山口に到着した。
東屋で五箇山荘の美味しいおにぎり弁当やHさんからのいつもながらの心づくしの果物を頂く。 この頃には雨が上がって近くの山裾からは虹も出ていた。 13時35分に解散式。 雨風ために頂上までは行けなかったが、紅葉真っ盛りの山道を歩き、更に五箇山荘に到着してから、ゆっくりと入浴が出来たので楽しい山行でした。 御世話いただいた役員の皆さん、ありがとう御座いました。 |