中 山
(1255m)
年月日 平成24年 6月24日(日)
天 候 晴れ
ル− ト 馬場島→立山川登山口→(東小糸谷コース)→
分岐点→中山頂上→五本杉ノ平→中山登山口→馬場島
参加者 19名
今回の山行は初日がビバークを想定して、ツェルトやテントの設営研修、翌日は大猫山、中山を登る事で計画された。 ここでは、テント、ツェルトの設営研修と翌日に登った中山の山行について報告します。 6月23日(土) 馬場島には14時に集合。宿泊者は35名が集まった。 テントは2張、ツェルトは個人装備で8張を使って設営と後片付けを2回繰り返した。 馴れた人に指導を受けながらテントを張ったが、実際に使う時の参考になった。 研修の後は鍋、釜を持ち込んでの夕食の準備。 皆でワイワイ言いながら豪華な夕食。 食事をしながら@装備について(寒さをしのぐ方法、暖の取り方) A非常食について(体力の維持管理、必要量)のテーマで話し合った。 食事の後は Mさんのギターや Tさんのオカリナの演奏にあわせて歌をうたったりして楽しんだ。 山の夜更けは早いので18時頃には後片ずけをして、テント、ツェルト、バンガローで宿泊をした。
6月24日(日) 中山登山組は大猫組を見送り、贅沢な朝食をゆっくり済ませる。昨日からの研修場のテントやツェルトの収納にかかる。少しは手際よくなった。 中山へは19名が参加した。 天候は快晴で、頂上での素晴らしい眺望を期待して、8:55に 番場島(760m)を出発した。 9:11 立山川の登山口。 此処からは東小糸谷コースを進む。頂上からこちらへ下山したことは何回かあるが、登りは私は初めてである。よく踏まれていて歩きやすかった。 9:30 3箇所沢渡りをした所で小休止、水量は多いが危険ではない。オオカメやサンカヨウの横にヨシナ、蕗、スス竹が顔を出していた。 9:45 左後方を振り返ると。剱岳本峰、大窓、赤谷、ブナクラ峠、猫又がすっきりと見える。 10:17 クスバ山分岐に着く。ここで休憩。 廻ってきたレモンが美味しい。 ユキザサ、マイズルソウ、チゴユリを見ながら最後の急登(標高差)130mを進む。 10:45 中山(1255m)頂上到着。
改めて剱の峰々に歓声、梅雨の中休み、この景色が見られるとは・・・ 赤谷山〜池ノ平山〜剱岳もパノラマのように見渡せた。 大日岳はまだかなり雪が残ってるように見えた。 あれが「マッチ箱ピークだね・・・」「あれが大窓だね・・。」と説明を受けて納得。 早速、昨夕からのゴッチャ煮を配る人、座る間もなくご馳走が廻ってきた。抹茶もいただく。会話する暇もない。 少したつと剱岳の頂きに雲がなびき始めた。 11:55 集合写真を撮って下山を開始した。途中勇壮な立山杉が立ち並ぶ5本杉の平を通過した。 13:20 中山登山口に着く。サクランボが廻ってくる。 13:45 馬場島に戻ってきた。 皆、のびのびと笑顔で円になる。
昨日からの感想を1人1人述べる。 ◎ 今回のテント張り、ツェルトで学んだことを、是非来年度山で実行したいので計画してほしい。 ◎ 今回の東小糸谷コースは景色も良いし、お勧めであった。等の意見があった。 今日は天気もよく剱岳が美しく満足した山行でした。 14:20 解散、今頃大猫方面の方はどのあたりかな・・・と気にして家路に向かった。 2日間充実した研修で若返りました。ありがとうございました。 |