東一の越〜黒部平
(2512m)
年月日 平成20年10月 5日
天 候 晴れ時々曇
ル− ト
行き 立山駅→室堂→一の越→東一の越→黒部平
帰り 黒部平(ロープウエイ、トロリーバス)→室堂→立山駅
参加者 35名
集合時間の6時20分には天候を気にしながらも全員が立山駅に集合した。 GCLのMさんの挨拶の後、立山から大観峰までの乗車券が配られた。 6時50分発のケーブルカー65便に7分間乗車して、美女平に向かった。 車窓からは薄日が差し込んでいた。美女平駅の階段は急な階段で今日最初の息切れを感じた。 7時04分には美女平から当山の会貸切の高原バスが出発した。 バスの車中で、運転手さんは今年の紅葉は、9月27日の初冠雪で、天狗平から上はすでに終わり、弥陀ヶ原も雪に覆われた場所は、雪焼けですでに黒ずんでいると話をしてくれた。 しかし、車窓から見える弥陀ヶ原の景色は、うす曇りの中でも、赤、オレンジ、黄色や緑と、色鮮やかに私たちを迎えてくれる。
高原バスは室堂に7時50分に到着した。 標高2400mの室堂屋上ターミナルでは流石に風は冷たく、各自防寒着を着用する。 室堂から10分くらい歩いた一の越の登山口広場で、GCLのMさんから本日のコースの概要と注意事項の説明があった。 GSLのOさんからは、ストレッチ体操のあと、今日の登山は山頂を目指さないのでゆっくり行こうとの指示がある。 8時25分に出発したが、登り始めの石畳の登山道は、ゆっくり登ったが少し汗ばんできた。 8時53分には祓堂に到着し5分間休憩をした。 9時10分に一の越に到着した。 風が一段と強くなる。薄曇りではあるが、視界は良く、後立山連峰が綺麗に見えた。 一の越山荘前の広場で後立山連峰をバックに、皆で記念写真を撮った。
9時25分に東一の越に向かって一の越を出発した。下り始めは急坂に直面し慎重に足を運ぶ。 風はおさまる。右手に谷をはさんで広がる、龍王岳、鬼岳、獅子岳の山肌と裾野に広がる紅葉に目を奪われそうになりながら、ガレ場を歩く。
10時15分には標高2480mの東一の越に到着した。 ここから見る立山連峰は室堂から見る立山とは違って、雄山や大汝山などが険しく見えた。 行く手には黒部平、タンボ平、黒部湖が広がり、色鮮やかな紅葉に見とれていた。 何時までも見ていたいと思ったけど、10時25分には東一の越を出発する。 すぐに急坂のガレ場となり、落石の危険があるため、お互いに声をかけながら進む。 タンボ平の紅葉は、ナナカマドやミネカエデの赤が映え、近づくにつれて美しさが増す。 11時15分にタンボ沢に着いた。大小の石がゴロゴロした急坂の沢(水なし)で、石に腰掛け和やかな昼食タイムに入る。 同行のOさんはハーモニカ演奏をしてくれた.GSLのOさんの余興もあり、あっという間に予定の45分が過ぎる。
12時00に出発。歩き始めは、ロープをつたって、急なアップダウンを乗り越える。 それが過ぎると、黄金色に色づいた木々のトンネルの中を下る。 12時55分 ロープウェイの真下にある黒部平の沢で、5分間の休憩。 頭上を通るロープウェイに向かって手を振ると、乗客の人が手を降りかえしてくれた。 13時10分 黒部平駅に到着した。 ここで背景にロープウェイが入るタイミングを狙って集合写真を撮った。 流石に紅葉のシーズンだけに黒部平駅周辺には沢山の人で混雑していた。
14時10分 ロープウェイに会員貸切で10分間乗車する。 ロープウエイからは360度のパノラマを楽しむ事が出来た。大観峰から黒部平の紅葉は絶景だった。 大観峰からはトロリーバスに乗り変えた。所要時間は10分間乗車する。 室堂には14時55分に着いた。 慌しくお土産とトイレタイムを済ませ、高原バスに乗車する。 バスが動き出すとすぐに雨が降り始め、ガスの中に突入する。 幸運にもバスに乗ってからだったので天候を気にすることがなくなった今、安心して景色を楽しむ。 15時40分には美女平に到着し、ケーブルカーに乗車する。 トンネルを通過するとガスから抜け、視界に雨の立山駅が広がる。 ケーブルカーは16時20分に立山駅に到着し、GCLのMさん、GSLのOさんから挨拶の後、解散となった。 このコースは昨年度に計画はあったが、昨年は風雨が強く室堂まで来たが、中止になった。 今年は2回目の挑戦で、天候がかなり心配されました。 曇り空ではあったが、視界は良く、紅葉も見ごろだったので、本当に綺麗な紅葉が満喫出来て楽しい山行でした。 |