碁石ヶ峰
 (ごいしがみね)
   (461m)

年月日 平成29年1月29日(日)
天  候  晴れのち曇り
ル− ト 原山峠登山口
参加者 26名
記録者 H.T








 一週間前の大雪が週半ばには快晴の天候となり、夕日に映えて美しい立山の山並みに、否が応でも今日の山行への期待が膨らんだ。今日の天気予報は晴れのち曇り、夕方からは雨も予想されている。
 1月15日(日)の定例山行「船見山」は、足元が悪いことから急遽中止になったと聞く。このため今日が今年最初の山行となる。
 富山西IC駐車場に8時10分の集合だが、年々集合してくる時間が早くなってきたとの声があり、8時に来た人が「遅いよ」と言われるほど(笑)。年のせいだろうか?それとも今朝の好天に胸膨らませ、いそいそと出かけてきたからだろうか。

8:00 21名5台の車に分乗し、富山西IC駐車場出発。

9:00 氷見番屋街に到着。ここで他からの参加者と合流。

9:15 26名6台の車で、氷見番屋街を出発。県道304号線を北上し中能登町方面に向かう。富山県と石川県堺の原山峠が、碁石ヶ峰への登山口となる。

9:50 原山峠到着。道路脇に除雪された駐車スペースがあり、そこに4台駐車し、残り2台は少し先の広いスペースに路上駐車した。
車から装備を取り出していると、集合場所に残してきた車に登山靴を忘れたとか、かんじきを忘れたとかの声が上がる。どうも皆さんまだ気が緩んでいるのかな?そういう私も、ストック一本を無理に調整して壊してしまった。

10:15 GCLのMさんからの説明、準備体操の後、かんじきを装着して1班から出発。

11:15 碁石ヶ峰風力発電所にて10分休憩。風がほとんどないので風車はほとんど動いていない。

富山湾と立山連峰
11:40 碁石ヶ峰山頂に到着。ここまで1時間30分余りの山歩き。
 碁石ヶ峰の山頂には鳥居が建っており、その近くには山名の由来となっている雨乞いの石があるはずだが、雪に覆われていて確認できなかった。
 山頂ではツエルトの使い方について実地に学ぶ。細引きロープやストックを使い木々の間での簡易テントとしての使い方やポンチョとしての使い方など、緊急時の避難、保温対策として必携の装備とのこと。
 昼食は、Mさんが今朝自ら作ってきたというお餅で、ぜんざいをごちそうになる。30個以上も準備していただいたことになるが、ごちそうさまでした。とてもおいしかったです。
 天候は、少し薄曇りになってきたが、立山連峰から白山まで望むことができた。「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟している富山湾越しに見る立山連峰はとても美しく、富山県人の誇りでもある。これで快晴の青空ならばもっと素晴らしかっただろうと欲張りなことを考えてしまう。
 また。近くには能登島、和倉温泉街が見え、能登半島の西側の日本海まで一望できる場所として、ドライブやハイキングにも適地である。

ツエルトの使い方について 昼食はぜんざい 碁石ヶ峰風力発電









12:35 山頂出発。南面を下り、山頂下の駐車場を経由しながら山頂を巻くようにして来た道に戻り、風力発電所下の道を「石川県立鹿島少年自然の家」に向けて下る。

13:15 少年自然の家にてかんじきを外し、駐車場に向かう。

集合写真
13:20 クールダウンの体操をして解散式。
 GCLのMさんの挨拶の後、O会長からは、総会を控えての幹事会で議題となっている事項などについて説明がある。また今回の山行のように、低山の雪山だが景色が楽しめるなど、いろいろな楽しみがあることから冬山の企画にも大いに参加してもらいたいこと、かんじきなどは帰った後のメンテナンスが重要であることなどの挨拶の後、現地解散となる。各配車単位で帰途につく。

14:50 西IC駐車場到着解散。

 かんじき山行は2回目ですが、"マイかんじき"での山行にワクワクの雪上歩行でした。景色のごちそうのうえ、ぜんざいまでふるまっていただき満腹の山行でした。ありがとうございました。そして世話役の皆さんご苦労様でした。(H.T)