ふく じ やま
福 地 山
(1672m)
年月日 令和2年9月13日(日)
天 候 雨のち曇り
所在地 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷
参加者 16名
記録者 Y・T
定例山行 新富観光BCに着くと体温チェックと受付をする。大型バスは中型に代わっていたが、乗り込む。 ザック・靴・荷物は、すべて席に持ち込む。参加者は16名。 6:57 新富観光BCを出発。曇っているが、まだ雨は降っていない。 今年はじめてのバスハイクになる。 コロナ禍で私的にもバスに乗るのは久しぶりで、心は何となく弾んでいる。 バス座席は2人掛シートに1名の腰掛けでコロナ対策のはずだが・・・ 皆さん通路側に席を取り、顔を寄せ合って(?)話は、弾んでいる。 やがて案の定、道中雨が降ってきた。 「雨の中の登山かぁ。」と億劫な気持ちになる。 7:55 道の駅スカイドーム神岡にてトイレ休憩をとる。 8:40 道の駅上宝 「靴や合羽を身に着けてすぐに登山できるように。」とGCL指示のもと準備して、またバスに乗る。 福地山登山口到着。温泉街の階段が登山口の入口であった。 立派な立て札に大きな看板もある。階段を上がったら小さな広場があり、ここで準備運動。 GCLの説明を聞く。 「道は単調で23のカーブを登ると第一展望台がある。今日は雨なので景観は良くないだろう。」 とのこと。 この雨では確かに期待できないが、中には「雨もまた楽し?」と言っている人もいる。 9:15 行動開始 1・2・3班の順に雨の中進む。遠くに雷鳴が聞こえる。 左手に杉林を見ながら、雪の多い地域だろうになんと真っすぐ高い杉林だろうと感心する。 9:40 【獣出没注意 ここより24カーブ 第一分岐】の立て札が・・・ カーブを数えて4ケ曲ったと思っていたら、なんとここからがカーブの始まりであった。 ジグザグと進むと杉林も雑木林に代っていた。青いドングリやトチの実が落ちている。 この道は土地の方々が、ブルドーザで造ったものであると聞いた。 歩きやすい道の訳が、わかる。 9:45 5分休憩
10:10 「下山したい。」 「付き添いで一緒に下りる。」との声が出てきて、どうする・・? 雨では体力の消耗も大きい。 GCLが「ここは23カーブの11ケを過ぎたところなので、もう少し頑張れば20カーブまですぐだから、 そこまで行ってみましょう。」と言われる。 ご本人たちも「じゃ、もうちょっとなら。」と、歩を進める。 10:30 休憩 10:45 谷川コース・尾根コースの分岐 谷川コースも気になるが、ここは尾根コースに進む。 両コースは後で交わるらしい。 Yさんがツルニンジンの花を見つけられた。 ぷっくりと膨らみ綺麗に咲いている。 10:55 待望の第一展望台に。 雨は止んでいたが、無情にもやはり雲がかかり景観は悪い。 雲の切れ間に少し見える時も。 本当なら穂高や槍が見えるらしい。残念! ここでGCLから 「今日はここの展望も悪いので、もう10分頑張れば広場があるからそこでお昼にしましょう。」 と言われて更に前に進む。
ここには、『篠原無然』の小さな石像がある。 社会教育の先覚者とのこと。 ここが、谷川・尾根の両コースの合流地点だった。 そして、ここが今日の最終地点になった。 記念撮影の後、昼食をとる。 しかし虫が多いからと、 2・3班は第一展望台まで下りて食べる。 雨が止んだお陰で、今一度、山の景観を見ながら 「穂高は?槍は?」と雲の間を見入る。 11:45 第一展望台で合流し3・2・1班の順で下山。下山を始めると案外と距離があったことに気が付く。 12:55 登山口に無事、ケガもなく下りる。 13:20 バスで帰途につく。途中、道の駅2ケ所に立ち寄る。 下山時刻が早まったので道の駅では、ゆっくりと餅や塩焼き鮎を食し半分旅行気分(?)。 「あとは今日から始まる朝の山の秋場所を見て・・・」と、楽しい1日であった。 15:30 無事、新富観光BCに帰着。 雨の中、お世話して頂いた担当役員の方々、大変ありがとうございました。 いつか、また天気に恵まれた日に登れることを願っています。 | ||||||||||||||||||||