大 日 ヶ 岳
(だいにちがたけ)
(1,708.9m)
年月日 平成29年10月8日(日)
天 候 晴れ
所在地 岐阜県郡上市 参加者 21名
ルート ダイナランドスキー場 → 大日ヶ岳頂上 → 一服平 → 簡易水道施設
記録者 E.F
定例山行 6:00 新富観光バスセンター出発。 6:30 高岡砺波IC出発。 バスの中で岡本会長より先日の槍ヶ岳登山の報告あり。 7:50 ひるがの高原SA、西の正面に山々がはえて心踊る。 ダイナランド駐車場に着く。他にも2つのルートがあるが今回はこのコースを行く。バスが車止めより少し先まで入ってくれ何だかうれしい!! 8:40 980m、スキー場内の砂利道を直登する。ゴロゴロ石の道なので草つきを利用する。白い野菊、赤やピンクのゲンノショウコ、オトコエシが残っていてくれる。 αライナー終点(1300m)、撮影ポイント。「一番きつい所は終わった」と嬉しい一言。でもこれからですね、きっと!?? 9:55 スノーパーク展望台(1543m)。 眼下にひるがの高原が広がり遠く御嶽山も望める。秋の日射しは後から押してくれ助かる。足元にツルリンドウがあり肩越しにナナカマドの赤が美しい。 蕨も沢山はえていた様子。Mリーダーがわらび餅の作り方を語られるが何とめんどうな・・・しっかり聞く気にならない。歩くので精一杯です。 11:07 前大日に到着(1633m)。 みかんを頂く。果物の酢っぱさが舌にしみる。心にしみる。今日は暑い。 リュックのポケットに忍ばせた黒ニンニクの一片をさっと口にする。 彩り鮮やかな稜線が広がる。リンドウの薄紫色が何とも愛らしい。 エネルギーを使うので黙って歩く。 11:35 大日ヶ岳頂上に到着(1708.9m)。 頂上は広く開け沢山の人が食事中。 泰澄法師開山と伝えられる名山で一等三角点があり、大日如来像が祀られている。白山の主峰がそそり立っている。展望は抜群である。
秋の日は短い。左ポケットの"ツムラ68"を飲んで安心してひるがの高原ルートを下山する。 午後の1時事故が起きやすい。急な鞍部を慎重に進む。 12:40 展望台(1630m)、振り返ると大日ヶ岳の山容が見てとれる。 13:50 一服平(1356m)、ブナの大木に囲まれた休憩場。冷えた葡萄が廻ってくる。 冷たく甘くて美味しい。 一巡して再度2個頂く。 "この水平歩道の様な道ではなかなか着かんぞー"と誰もが思った。 落葉樹林帯、木漏れ日の中時々秋風が流れる。気持ちが良い。幸せをかみしめて私は歩く。 胸突き八丁(1200m)に出た。"雨でなくて良かった"。長めのストックを頼りに急速に高度を下げる。 頂上にいた沢山の人達、今頃どこを下っているのかなーと思う。励まされ、おだてられ助けてもらって歩けたよー。
バスが見える。いつの間にか世話になったリーダーより先に歩いていた。木曽牧場の乗馬を楽しむ方々とも出会った。 16:00 牧歌の湯で疲れを癒し、ソフトクリーム片手にバスの中。 16:55 役員の方々より連絡事項等あり。錦秋の一日は終わった。 20:10 新富バスセンター到着。皆様ありがとうございました。 (E.F) * 思わず口にした一詩 * 山の茜を顧みて 一つの山を終わりけり 何の俘のわが心 早も急かるる次の山 (作詩・深田久弥) | ||||||||||