だい ぼ さつ れい
大 菩 薩 嶺
(2056.9m)
年月日 令和2年10月31日(土)〜11月1日(土)
所在地 山梨県甲府市、北都留郡丹波山村
参加者 18名
記録者 S・Y O・Y
宿泊山行 1日目 10月31日(土) 晴れ 新富観光BC 〜 昇仙峡 〜 山梨県立美術館 〜 ロッヂ長兵衛 5:45 新富バスセンター集合 早朝。西空にゆっくりと赤い大きな月が隠れて行く。 今宵は、ブルームーンと言われる「満月」を大菩薩で眺めることだろう。 ブルームーンは見ると幸せになれると言われている。 6:00 18名全員揃い出発 久しぶりにバスでの宿泊山行。 マスクを着け、一人1シートで座る。 7:25 道の駅奥飛騨温泉郷上宝でトイレ休憩。 9:11 長野自動車道みどり湖PAで昼食の購入、トイレ休憩等。車中にて早い昼食。 10:20 双葉スマートインター通過。
10:50 昇仙峡県営駐車場着 遊歩道を下り、「羅漢寺橋」→ 「有明橋」→「愛のかけ橋」へ。 そこから引き返し、「石門」→ 「仙娥滝」へ上る。 途中、覚円が修行したという覚円峰を見上げる。 「仙娥滝」は、水量豊かで虹がかっていた。 12:30 新富バスが待つ昇仙峡県営駐車場に戻る。 12:45 出発 13:30 山梨県立美術館着 ジャン=フランソワ・ミレーの原画を70点余り所有 ◆≪種をまく人≫ 1850年 ◆≪落ち穂拾い、夏≫ 1853年 ※今年セントルイス美術館に海外貸出するも、 コロナ禍で8か月ぶりに帰ってくる。 9月26日から当美術館で再び展示開催。 ◆≪角笛を吹く牛飼い≫ 製作年不詳 主作品に出会えて嬉しい。2階ロビーから富士山が望める。
15:30 景徳院着、ジャンボタクシー2台に乗換。 車窓にカラマツの黄葉とカエデの紅葉。 木立の間に富士山。 16:10 ロッヂ長兵衛着 日没前に富士山展望台に向かう。 入浴 18:00 夕食 21:30 消灯 ブルームーンを眺め、 「明日がよい山行でありますように」と願う。 (※私の幸せが一番目ですが・・・・。)
2日目 11月1日(日) 晴れ ロッヂ長兵衛 〜 大菩薩嶺 〜 ロッヂ長兵衛 〜 新富観光BC 6:00 朝食 外は晴れ。身が引き締まる寒さ。−4℃ 6:40 体操 GCLより今日のコース説明。 6:50 ロッヂ長兵衛右横の登山道を登る。ミズナラ、タケカンバが多い。 7:07 着込んだ身体が汗ばんでくる。皮むきタイム。 7:20 福ちゃん荘 標高1720mの表示あり。休憩 ここから唐松尾根を歩く。 唐松尾根だけあってカラマツが多いが、 紅葉は終わりに近く今一つである。 7:39 木々の間から富士の姿が垣間見えるようになる。 足元に霜柱。つぶしたくなる。 7:57 木の根元に、『ここは唐松尾根登山道、左側に上日川峠、右側に雷岩』とある。 少し平坦地で休憩。
8:26 視界が開ける。 南にダム湖の大菩薩湖、紅葉の山々、 その上に少し雪をかぶった富士山を望む。 「晴れてよかったね」の声 が聞かれる。 8:43 雷岩を通過 どうして雷岩なのか分からない露岩である。 8:57 大菩薩嶺の山頂に到着 狭い広場に三角点。大菩薩嶺の標識が2本。周りは針葉樹の樹林で眺望なし。 全員で写真を撮り、下る。
9:17 雷岩に戻る。休憩。寒くて一枚着る。 ここからの下りは草尾根で展望は抜群。足元は霜柱が溶け出し、ぐちゃぐちゃ。 9:32 標高2000mの標識のあと左側に神部岩(神成岩)。 9:52 賽ノ河原(旧大菩薩峠) 大菩薩峠避難小屋がある。 昔、丹波山村から大菩薩峠を経て塩山を結ぶ裏街道(青梅街道)で人馬が往来した所。 両側斜面。ササ原が続く。 9:59 親不知ノ頭 GCLのMさんと、南アルプスの山座同定。 10:18 大菩薩峠 介山荘があり、トイレもある。コーヒータイムで少しゆっくり休む(20分間)。 富士山はこのあと見えない。 11:07 橋を渡る。左に勝縁荘。木々の間にマユミが赤い実をつけている。 11:18 福ちゃん荘 休憩。皮むき 11:40 ロッヂ長兵衛に戻る。Iさんの指導でクールダウン。 12:00 赤芋の頭、南瓜、大根、法ナ、ネギ、肉の入った「ほうとう」の昼食をいただく。 温かでおいしかった。 12:19 ジャンボタクシー2台に分乗。 12:53 天目山温泉でジャンボタクシーを降り、新富バスに荷物を移す。 温泉に入浴。(13:40まで) 14:15 桔梗屋一宮店、アウトレットの店でみやげを買う。(15:00まで) 午後でアウトレット内の信玄餅は売り切れ。 16:00 諏訪湖SAにて夕食。時間的にはや〜い夕食でした。(16:35まで) 16:57 松本ICを出て一般道に入る。 18:24 奥飛騨温泉郷上宝でトイレ休憩。 バスの中でDVD「グレードトラバース 田中陽希 関東甲信越南アルプス19座」を見る。 Sさんより月の話 「今年の10月は満月が2回あり、昨晩(10/31)の月は2回目のブルームーンで、 2020年で地球から一番遠い一番小さく見える満月でした。 満月の前々日(10/29)の月は十三夜、前日(10/30)は宵待月。 今日の月は満月の次の日で十六夜(いざよい)と呼びます。」 41号線に入り、GCLより、山旅が無事であったことなど挨拶。 運転手さんの2日間の労をねぎらい、惜しみない拍手をする。 20:00 新富観光バスセンター到着、予定より1時間遅れで着く。 天候に味方され、すこぶるラッキーな山行きが楽しめました。 「富士山もいっぱい見られたし、よかったね」と誰かおっしゃっていたが、本当にその通りでした。 4人の担当者の方々に感謝です。ありがとうございました。
| ||||||||||||||||||||||||