あかぎやま くろびさん こまがだけ たにがわだけ
赤城山(黒檜山・駒ヶ岳)・谷川岳
( 1,828m 1,685m) ( 1,977m)
年月日 令和6年9月7日(土)〜 8日(日)
天 候 1,2日目:曇り
所在地 前橋市富士見村 群馬県みなかみ町
・新潟県湯沢町
参加者 29名
記録者 S・Y、S・K、M・A
定例山行 <1日目> 9月7日(土)曇り 新富観光BC→魚津IC→沼田IC→赤城神社P&WC〜黒檜山登山口〜猫岩〜分岐〜黒檜山〜天空の 広場〜分岐(駒ヶ岳)〜大ダルミ〜駒ヶ岳〜駒ヶ岳登山口→土合山の家 ◎赤城山は人数が多いので黒檜山グループ(1班、2班)と駒ケ岳グループ(3班、4班)に分けて反対周りに出発、黒檜山頂上の合流を目指した。 <黒檜山グループ> 04:55 新富観光BC出発、23名乗車。富山ICへ。 05:25 魚津IC出発6名乗車。 08:43 谷川岳PA到着。登山準備して乗車。 09:00 谷川岳PA出発。赤城山へ向かう途中、群馬県特産のこんにゃく畑が広がる。 10:02 赤城神社到着。
10:13 赤城神社出発。 10:23 黒檜山登山口から山頂を目指す。10分程度急登が続く 10:43 猫岩到着、小休憩。 10:53 猫岩出発、再び急登が続く。 12:15 黒檜山・駒ヶ岳分岐から黒檜山 山頂に向かう。 12:20 黒檜山山頂(1828m)到着。 昼食休憩後、往復7〜8分の展望スポット(天空の広場)へ。集合写真撮影。
12:55 出発しようとしていたところ、駒ヶ岳グループの声が聞こえたため、到着を待って、駒ヶ岳グループと合同で集合写真撮影。 13:00 黒檜山山頂出発、駒ヶ岳山頂を目指す。下り上り共に木の階段が多く、歩きやすい山道が続く。 13:53 駒ヶ岳山頂(1685m)到着、小休憩。 14:00 駒ヶ岳山頂出発。 黒檜山への上りに比べ急坂が少なく、順調に下山。
15:00 駒ヶ岳登山口到着、おのこ駐車場へ。 登山靴の履き替え及び小休憩後、バスに乗車し、駒ヶ岳グループが待つ赤城神社に向かう。 15:18 赤城神社到着、駒ヶ岳グループがバスに乗車。 15:28 赤城神社出発、宿泊先の「土合山の家」に向かう。 16:42 土合山の家に到着。チェックイン後夕食時まで、入浴等各自自由行動。 17:00 有志11名で、日本一のモグラ駅として有名な「土合(どあい)駅」の見学ツアーに出かける。駅舎内を通り下りのホーム迄の486段の階段を往復。 17:42 宿舎に帰着。 18:00 夕食。ズワイガニ、牛肉の陶板焼き等の豪華な食事を満喫。 19:25 全員ミーティング。GCLから翌日のスケジュール等について説明。 ミーティング終了後、各自自由就寝。(記録者:M・A) <駒ヶ岳グループ> 04:55 新富観光BC出発、23名乗車。富山ICへ。 あら、今日はバスガイドさん付かしらと思ったら、女性の運転手さんだった。 05:23 魚津ICに到着。6名乗車。29名全員揃う。 05:29 T. GCLさんから本日の行程の説明。S. GCLさんから参加者班編成名簿について説明。 黒檜山グループ(1・2班、15名)→黒檜山登山口から登る 駒ヶ岳グループ(3・4班、14名)→駒ヶ岳登山口から登る ・救急箱について ・今日、明日の日程について ・「土合山の家」について 06:07 S.GCLさんから返金について説明。 「バスに乗車した段階で初めて、今回の山行の返金額が決定する」とのこと。 各自4,400円返金される。 06:18 Aさんからおいしい茹でとうもろこしの差し入れを頂く。 06:19〜06:30 名立谷浜SAに到着、トイレ休憩。 07:32〜07:45 山谷PAに到着、トイレ休憩。 08:42 谷川岳PAに到着。ここで登山靴に履き替えてバスに乗る。太陽の日差しがすごく暑い。 09:00 谷川岳PA出発。 09:15 沼田IC通過。 10:02 赤城神社駐車場に到着。標高1339m。 ここで黒檜山登山口から登る黒檜山グループ(12名)、S.GCL、S.GSL、M.GSLの計15名下車。黒檜山グループの皆さんは赤城神社のパワーをもらえただろうか。
10:05 残り駒ヶ岳登山口から登る駒ヶ岳グループ(11名)T.GCL、H.GSL、U.GSLの計14名を乗せたバスは美しい朱塗りの神社と静かな大沼を後にしながらおのこ駐車場へ。 10:10 おのこ駐車場到着。標高1347m。 かなり広い駐車場。トイレをすませ、H.GSLさんが流してくれたラジオ体操の曲に合わせながらラジオ体操をする。あと各自軽くストレッチ。 10:20 おのこ駐車場出発。車道(沼田赤城線、251号線)を5分ほど歩く。 10:25 駒ヶ岳駐車場到着。登山開始。穏やかな道を登っていく。 10:46 立ち休憩。その後急こう配の鉄製の階段を登っていく。岩がゴロゴロしている所もある。 11:12 地図に「展望が広がる気持ちの良い所」と記してある所に着く。はたして展望は?ガスがかかって周りの展望は全く何も見えず、とても残念。 11:17 出発。ササの中の道を進む。
11:30 駒ヶ岳山頂に到着。標高1685m。 石が少し散らばっている。ガスでほとんど見えないが、大沼がとても大きく美しく見える。ここで昼食。 12:00 駒ヶ岳山頂出発。 12:08 大ダルミに着く。 12:34 小休憩 12:48 記の階段を登りしばらくして「御黒檜大神」の石碑、鳥居と石の祠がある所に着く。 13:00 黒檜山山頂に到着。標高1828m。 赤城山とは総称で、黒檜山は赤城山の最高峰とされる。少し先で黒檜山グループとここで合流し、みんなで記念写真を撮る。 13:05 黒檜山グループが出発後、駒ヶ岳グループは「天空の広場」に向けて出発。急に人が増えだした。 13:10 天空の広場」に到着。1814m。 少し立ち休憩。展望は全く望めない。 13:18 黒檜山、駒ヶ岳分岐1819mを右に折れ、岩だらけの所を降りていく。 13:50 立ち休憩。 13:57 「富士が見える場所」に着くが、もちろん展望は全く望めず。ず〜っとゴロゴロした岩があり、歩きにくい。
この時どれが猫岩なのかわからなかったが、山を下から見ると、この下の山肌に猫に見える岩があるそう。 14:37 黒檜山登山口に到着。標高1365m。 14:45 車道(251号線)を8分ほど歩き赤城神社に到着。標高1339m。 トイレ休憩。駒ヶ岳グループ(3,4班)で赤城神社をバックに記念撮影。赤城神社は赤城雛が祭られていて、女性の願いは必ず叶えられ、子宝・安産・縁結びの神社だそうだ。社殿の前に大沼が広がり、とても美しい所だ。 15:20 おのこ駐車場から黒檜山グループ(1,2班)を乗せたバスが赤城駐車場へ来る。駒ヶ岳グループ(3,4班)は靴を履き替え荷物を入れ、バスに乗る。宿泊先の「土合山の家」へ向かう 16:21 水上IC通過。 16:39 バスの右手に「土合駅」発見。日本一の「もぐらの駅」と呼ばれるそう。上越線の駅。 16:41 土合山の家に着く。 「土合山の家」とは、「谷川岳・山と自然を愛する方々のための安らぎの宿」でもともと小学校だったそうで、なかなか風情のある外観だ。あらかじめ割り当てられた部屋へ各自移動する。各部屋6〜8畳間に2〜3人という数で、けっこうのびのびとしている 17:00 T.SGLさんの、「土合山の家のすぐ前にある『土合駅』に行くぞ」という一声で12名が集まり、土合駅の探検に行く。
通路を少し歩くと、まっすぐ地下に向かって続く長い階段のある大きなトンネルの入口に着く。黙々と歩きだす。中は薄暗く、通路は少し濡れている。 横から水が漏れている所があり湿っぽい。だんだんと涼しくなる。 17:15 最も下の線路があるホームに着く。 ホームにある待合室では人が数人、列車を待っておられた。 17:31 入口に戻る。地上と地下の標高差は81mで階段は486段ある。なかなか登りがいがあった。 17:39 土合山の家に戻る。 18:00 夕食。 S.GCLさんから「皆さん無事下山できてよかった。」とお話がある。すごい豪華な夕食。「昔からここの産地の赤城牛と本ズワイガニを名物としてとても大事にしてきました。」と宿の若おかみさんから食材について説明がある。とても柔らかいお肉だ。みそ汁とごはんはおかわり自由。とてもおいしくいただいた。こちらの宿ではどこの蛇口の水でも自由に飲めるそう。冷たくておいしい水だった。 夕食後、各自明日の朝食弁当(おにぎりセット)と明日のお昼の弁当を注文した人はそれをもらって解散。 19:30 ミーティング、S.GCLさんからの説明。 ・明日の朝の食事について ・谷川岳のロープウェイについて ・朝の荷物について ・昼食について ・明日は5:50集合、6:00出発 20:00 ミーティング終了。解散。自由行動 消灯(各自) あの国定忠治の有名なセリフ「赤城の山も今宵限り」に出てくる赤城山。一度は行ってみたいと思っていた。ガスがなければとても素晴らしい景色に出会えたであろうけれど。 (記録者:S・K) <2日目> 9月8日(日)曇り 土合山の家→谷川岳ベースプラザ〜谷川岳ロープウェイ土合口駅→天神平駅〜熊穴沢避難小屋〜 天狗の留まり場〜肩ノ小屋〜トマの耳〜オキの耳〜肩ノ小屋〜天狗の留まり場〜熊穴沢避難小屋〜 天神平駅→谷川岳ロープウェイ土合口駅→土合山の家→沼田IC→魚津IC→新富観光BC 06:00 土合山の家出発。 谷川岳ロープウェイ駅(乗り場)まで徒歩で移動。思っていたより長く感じた。
07:00 ロープウェイ土合口駅出発。 07:20 天神平駅着。 雲が晴れて、天神平駅にて尾瀬方面(至仏山等)の眺望を楽しんだ。 07:45 全員揃ったところで班別に点呼、いよいよ谷川岳に向けて出発。昨日の赤城山は人数が多いので2グループに分けて登頂を目指したが、谷川岳は全員一緒に出発。 ところどころ壊れた木道をたどりながら、熊穴沢避難小屋に向けて徐々に高度を上げていく。 08:40 避難小屋到着。 簡素な作りながらきれいに清掃されていて、10人ほどがゆったり座ることが可能で、荒天時にはありがたい存在と思う。
08:45 避難小屋出発。 ここからガレ場の急登が始まる。 ストックが邪魔になるケースもあり、収納した方がいいとの指示も出た。1時間ほどキツイ急登が続く。平らな場所等で小休止を挟みながら、喘ぎながら高度を稼いでいく。
09:30 天狗の留まり場」と名付けられた広場に出る。小休止。 班別に記念写真。小高い岩に登ると、歩いてきた稜線、周囲の山の見晴らしがよい。 上ったメンバーは、それぞれポーズをとり記念写真に納まっていた
10:30 山頂直下の「肩ノ小屋」 到着。 ここでザックをデポする予定だったが、天気が持ったので、しばし休憩の後、ザックはそのまま担いで「トマの耳」「オキの耳」の二つの山頂を目指す。 両山頂を往復で、肩の小屋から約30分と至近。両山頂で全体の集合写真を撮った。皆、達成感で表情は晴れやか。
11:15 小屋に戻ってきたところで、昼食タイム。 ペースは快調で、予定タイムより30分あまり早い。ゆっくりと大休止。 11:45 小屋の前で、小屋をバックに全体写真撮影。昼食後は注意力が散漫になり事故が発生することも多く、気を引き締め直して出発、下山開始。 登ってきた道をピストンで下る。時間的には余裕もあり、ゆっくりと下っていく。 13:00 ガレ場を下り終えて平らになったあたりで、Tさんが油断したのか、足をすべらし転倒。頭を地面にあった岩にぶつけた。出血はしなかったようだが、 頭を打ったので、全員大変心配した。とりあえず、エアサロンパスと絆創膏等で応急措置したが、本人は歩けるということで、そのまま下山を続けた。 病院には翌日行って、CT等精密検査を受けることにした。
14:40 一旦、昨日宿泊した土合山の家に戻り入浴。夕食弁当も宿で手配いただき、バスに持ち込む。 帰路はトイレ休憩のみで一路富山へ。 20:00 魚津IC乗車組とは魚津ICでお別れし、新富観光BCには予定よりも約30分早く到着。お疲れさまでした。 赤城山では全体を2グループに分けて逆ルートで登頂を目指し山頂で合流するなど工夫をこらし、お世話いただいたGCL、GSLの皆様、ありがとうございました。(記録者:M・A) |