鳥ヶ尾山
 (1145m)

年月日 平成20年 3月 2日(日)
天  候 晴れ
ル− ト 亀谷発電所⇔鉄塔⇔888m⇔山頂
参加者 22名



本日の山行は標高差800mと言うハードな登山、カンジキを付ければ無雪期の倍以上のエネルギーを必要とするだろうと思い、気を引き締めて集合場所に向かった。
天候は良かったけども昨夜からの冷え込みで道路の路面は凍っていた。
リーダーからは登山口の変更の案内があった「当初予定より30分くらいの時間短縮があるので、その分ゆっくりと登ります」
6時40分に車に分乗して亀谷発電所登山口に向かった。
途中車道の温度指示板はー2℃を指していた。
7時10分には登山口に到着し、班別の点呼を終えてから、カンジキを付けつり橋を渡り杉林に向かって歩き始めた。
杉林は2〜3日前からの降雪に覆われていたが、木影のためか足が思ってよりも沈まなかったが、急登続きなので呼吸が荒くなり汗も出てきた。
7時55分には目印の鉄塔(540m)に到着した。ここで衣服の調節や水分補給をした。
好天で絶好の登山日和となり、みんなルンルン気分のようであった。
杉林を抜けて雑木林に出ると新雪が雑木に付着し、素晴らしい樹氷の眺めだった。
細い尾根を歩くと風が冷たく小々寒く感じた。9時45分には888m地点に到着した。周囲の視界が開けて見晴らしがよく休憩に絶好の場所だ。 東に桑崎山、大日岳、大辻山それぞれ立派な姿だ。

樹林帯を登る 880m地から見た桑崎山 今日の目標の鳥ヶ尾山


やせた尾根には左側には大きくセッピが張り出していた。「右側に寄って歩くように」とリーダーから声がかかる。一歩一歩足元を固めてゆっくりと歩いた。
山頂近くになると益々雪も深くなり腰まで雪に埋もれる。強者たちが交代でラッセルをしながら進んだ。
11時25分待望の頂上に到着した。白い絨毯を敷いたような広い山頂はゆったりしている。北アルプスの稜線が素晴らしいの展望続きだ。
頂上からは僧ヶ岳、駒ヶ岳、白馬岳、大明神岳、毛勝三山、別山、鉢伏山、東笠山、西笠山など360度に大パララマが見渡せる。 
天候に恵まれ登山できた皆も大感激だ。
あらためて健康である事に感謝すると共にこれからも一層体力の増強に努めたいと思った。

後方は立山連峰 鳥ヶ尾山頂上にて 皆、何処へ行ったの?


12時35分まだこの眺望に未練を残しながらも集合写真を撮って下山をした。
下りは足取りも速く、13時20分には888m地点に到着した。 マンサクやタムシバの蕾はまだ固かった。
杉林を抜けて14時10分には鉄塔に到着した。ここで休憩を取ってから更に杉林を下る。
皆、思い思いの所を早足で駆け下りる。杉葉の上から雪が解けて首筋に当たったりした。
14時35分予定よりかなり早めに登山口に到着した。
リーダーからは「今回の鳥ヶ尾山はの山行は高志山の会では三回目のトライであるが、今回やっと念願かなって山頂につけた。 これは天候に恵まれたことゝ皆の協力でラッセル出来たこと。。。」と締めくくりの挨拶の後。今日の山行を散会した。