研修会
@スポーツテーピング研修
Aテント設営練習会 

 






研修内容


安全登山のための登山医学・登山生理学の入門編

  日 時 令和5年4月2日(日)午前9時〜12時30分
  場 所 呉羽青少年自然の家 2階集会室
  天 候 晴れ
  講 師 富山西総合病院 理学療法士  F 氏
               アシスタント K 氏
               アシスタント A氏
  参加者 38名
  記録者 S・Y

‥‥‥‥テーピングの基礎と応用 ‥‥‥‥

〈机上講習〉
@身体について・・・・ 簡単な基礎知識 普段の運動について
Aケガについて・・・捻挫・肉離れ・打撲の簡単な応急処置
Bテーピングについて

〈実技講習〉
テーピングを体験する。 2人1組で足、膝にテーピング体験。

〈質疑応答〉
@身体について・・・簡単な基礎知識 。


※モビリティ関節とは→可動的な関節
 ※スタビリティ関節とは→安定的な関節


・隣り合う関節同士は、互いの役割を持ちながら協同して力を発揮する。
・例えば胸椎・腰椎と骨盤(仙腸関節)・股関節は連続している。
・腰椎・骨盤はスタビリティ関節、胸椎と股関節はモビリティ関節。
・胸椎・腰椎と骨盤は体幹と言われる部分で、胸椎の可動性が低下すると体幹の回旋の動きが行われず、腰椎へ負荷がかかり、腰痛や体幹の不安定性につながる。
・腰椎と骨盤の安定性が低下し、体幹が不安定であれば、股関節に影響する。
・各関節のつながりを考え、可動的な関節を日頃からストレッチをする事が大切。
・体幹を鍛えるには縄跳びが有効。
・熱中症の予防・・・水分補給は前日からする。
手の甲の皮膚をつまんで 元に戻るのに3秒以上かかるとかくれ脱水症状。


研修会の様子 真剣に聞き入る参加者



用途に応じたテープの種類を確認 足関節のテーピングの実践





テント設営練習会 

●テント設営練習会の報告

 日 時 令和5年4月2日(日)午後13時30分〜14時30分頃
 場 所 呉羽青少年自然の家グラウンド
 天 候 晴れ
 担 当 M・A/M・Y
 参加者 12名


スポーツテーピング研修会終了昼食後に、有志による会所有テントの設営練習を行った。
会の備品として所有する山岳用テントは現在2セット(大:6人用、小:4人用いずれも本体とフライの2層で使うダブルウォールタイプ)あるが、会員の高齢化、コロナの流行等によりテントは過去数年使用されておらず、劣化もすすみ、使用に耐えられるかも疑わしい状態となっていた。
その確認の意味でも一度設営してみようということになり、今回の研修に合わせて実際に設営してみた。 幸い天気も良く、呉羽青少年の家グラウンドをお借りして大・小の2張とも設営してみたが、テント本体は2張とも設営可能。
ただし雨や結露から本体を守るフライ(テント本体の外側にかけるカバー)が、小の夏用で(夏用と冬・積雪期用がある)劣化が激しく使用不可能と判明。
実際にこれを使用する場合は冬用のフライを代用することも可能。
また大は、テント本体とフライも使用可能と分かった。テントを固定するペグは同時に使用するとなると何本か足りなかった。
参加者で初めてテント張りをやったという人もいて、良い体験になったと思う。

<テント泊山行について>
今季も宿泊山行は、すべて山小屋泊でテント泊は予定していない。
前述のとおりここ数年テントは使用しておらず、このままではせっかくのテントは宝の持ち腐れ、テント泊のノウハウも消滅しかねない。
コロナも完全に収束していない状況でテントの密室で寝食を共にした場合の感染リスク等はいまだに否定できない。
テント装備一式や水・食料等をテント場まで運ぶ大変さを差し引いても、山小屋では味わえないテント泊ならではの楽しみも多いと思う。 他に経済的メリットも大きい。宿泊代金は山小屋が通常一人一泊10,000円から15,000円(一泊2食)程度に対してテント泊は同1,000円から2,000円程度(食事代別)で済む。
個人山行でもテント泊が実施されるなら是非参加したい方、興味のある方は、話だけでも聞いてみたい方などは担当者まで。


大テント
骨組みを組み立て、先端をフックに差し込む。
小テント
ペグを使いテント本体を地面に固定する


ページトップへ