信越トレイル
  万坂峠 〜 袴岳 〜 希望湖
  (900m)(1,135m)(860m) 

年月日  平成30年5月13日(日)
天 候  小雨
ルート  万坂峠  〜  袴岳  〜  希望湖
所在地  長野市飯山市    参加者 25名
      新潟市妙高市
記録者 M.N

 





定例山行

6:10  新富バスセンターを出発。

6:30  魚津 ICにて6名乗車し、25名の参加。バスは大型でゆったり。
 途中、名立谷浜SAにて10分間トイレ休憩。

スタート地点 万坂峠 袴湿原 何の卵かな?

8:00  妙高SA。万坂峠の登山口には広い駐車場がないので、ここで身支度を整える。少し 小雨も降ってきているが雨具を付けるかどうか迷う。

8:40  万坂峠登山口に到着。

9:00  Mさんから地図の見方のレクチャー。ラジオ体操後出発。

9:20  袴湿原分岐(袴岳と赤池方面への分岐)。歩き出して15分程で湿原となり、ミズバショウやエンレイソウが現われる。沼地の水辺に白くて半透明で、鶏卵程の大きさのものが、7〜8個ずつ房状の集合体になってあちこちに浮いている。カエルかと思ったがどうも違うようで帰宅してから調べてみましたが、クロサンショウウオの卵かも・・・。

10:20  途中2度のアップダウンがあったが、目に染みるようなブナの新緑に癒され、皆さん余裕で袴岳頂上に着く。真正面に妙高山が見える。気にもならない小雨だが、見えないだろうと諦めていた妙高山の頂上まで見える。青空だったらどんなにか素晴らしい眺めだろう。
 妙高山をバックに集合写真を撮る。

10:35  予定では頂上から時計回りに進んで赤池に向かうことになっていたが、天候も悪いので元の道を袴湿原分岐まで戻り赤池方面に行くことになる。

11:15  袴湿原分岐着。

11:50  良く整備されたトレイル道は歩き易く雨も気にならない。左手に赤池が見えるが池には寄らず、舗装された林道を横切り少し登ると木の間から赤池の見えるブナ林に着いた。ベンチが4〜5基設えてありそこで昼食とする。

ブナりんの中で昼食

12:30  沼の原湿原に向かって出発。

13:10  柔らかいブナの新緑を頭上に感じながら足取りも軽く沼の原湿原に到着。途中、ミズバショウ、リュウキンカ、サンカヨウ、エンレイソウ等が目に止まる。特に小川の水辺に咲くミズバショウには足も止まる。

13:25  沼の原湿原ではもう少し時間をかけて湿原巡りをする予定だったようだが、途中花も見れたし、空模様も怪しいので省略し次の希望湖に向かう。トイレも綺麗な沼の原湿原の駐車場から希望湖の取り付きまで、舗装された車道を20分程登ることになったが、これが意外にきつい。同じ登りでも自然歩道のトレイルがいかに足に優しいか実感させられる。

13:45  希望湖の湖畔に着く。満々と水を湛え水面に映るダケカンバの白い幹。これがかの有名な画家東山魁夷の愛した景色か。以前に高志から浅間連峰の黒斑山へ行った帰り、長野市の東山魁夷美術館に立ち寄ったことを思い出した。


希望湖
14:00  湖を時計回りに約半周し、幹回りが4mもあるブナの巨木に至る。5人で手をつないで囲ってみる。確かに大きい。

14:20  バスの待つ駐車場に着く。

14:55  入浴場所のホテルタングラム着。タオル、バスタオルが付いて1人500円の入浴代が参加費から捻出して頂けてうれしい。

16:00  バスに乗る。予定が早まった分、入浴時間にも余裕があり露天風呂にもゆっくり入れた。
 バスの中ではMさんより新年度の役員の構成や、地図・コンパスは何度も繰り返して使うことで身に着くから、山行のつど必ず使うようにとのお話あり。また、Sさんから熊野古道についての説明もありました。

18:00  魚津着。

18:30  新富バスセンター着。

 私ごとですが、今年の冬はついに一回もカンジキを履かずに過ぎてしまいました。山行に参加することも右肩下がりでしたが、久し振りに懐かしい会員の顔に出会い、鮮やかな新緑のシャワーを浴びながら歩いて冬眠から覚めた思いがしました。また新しいメンバーが増えていることに頼もしく思いました。Hさんを始め、役員の方々下調べ、資料集めとお世話になりありがとうございました。
(M.N)