おお つじ やま

大 辻 山・沢ルート
  1361m) 

年月日  令和2年7月26日(日)
天  候 曇り一時雨
所在地  立山町、上市町
参加者  31名
記録者  T・K

 





定例山行


集合場所の「立山青少年自然の家」駐車場に集合時間の40分前に着くと、
既に半数以上の人が待っておられたのにびっくり!
多くの人が新型コロナウィルスにより、
自粛していた山行再開を待ち望んでおられた気持ちが伝わる。

感染防止のためにアベノマスクをはじめ、さまざまなマスクを着用しての参加。
受付で体温測定と体調チェックを受け、準備が大変だったろうなと役員の意気込みに頭が下がる。

名古屋場所を7月場所(両国国技館)に変更された大相撲も観客を1/4(2500人)に抑えての
再開だが高志山の会は人数制限なしで実施。

新大関朝乃山は8連勝で勝ち越し、それに負けず劣らず元気な皆さん。
本来であれば7/24に東京オリンピックの開会式が予定された4連休の最終日。
いろいろと非難されているGo Toトラベルにも当会は賛同?

山へ行こう!! ストレス解消には一番。

今年の梅雨は各地で災害をもたらし、今日は、雨を覚悟にコース変更で実施かと思ったが
予定通り、白岩川コースを登るとのこと!
水の量はどんなものか?

全員が山頂まで行くことができないかもしれないが、各班で判断して行動してほしいとの
GCLから説明の後、7台の車に集約して出発。
本道登山口と白岩川取付きの中間の空き地に駐車する。
ラジオ体操の後、行動開始。

沢を横切りながら30分ほど歩くと滝が出てきた。
岩に取り付けられた縄梯子を慎重に昇り、第1関門を通過。
テープを目印に草地を歩いたり、川を横切ったりしながらさらに30分ほど歩くと
再度、滝に出くわした。
横に取り付けられたロープを頼りに足場を確認しながら、第2関門を通過。
この後は滑らないように足元に気を付け、沢に沿って歩くと沢も細くなり、30分ほどで尾根に出た。

今日のテーマの初歩の沢登りを無事に終えホッと一息。
2時間ほどの沢登りで休憩場所もなく、いつもの休憩時のおやつタイムも無し。
小休止の後、山頂を目指す。先頭はどのあたりやら?

急な登りを30分余り歩くと本道との分岐点に到着。
雨も強くなってきて時間も11時30分を過ぎたので4つの班は山頂を諦め、昼食とする。
沢登りを無事、終えたことで充分満足。

先頭のGCLはじめ、10名は山頂を目指したようだ。
残留組は思い思いに三密を避け、事前の申し合わせ通り、恒例のお配りも無く、
各自持参の弁当を食べて、山頂組を待つことにした。
12時20分ごろに全員合流して記念写真を撮って、本道コースを下山する。




分岐からの急な下りを過ぎると、左手の樹間から長雨のせいか水量の豊かな称名滝とハンノキ滝、
ソーメン滝の3本の滝を眺めることができた!!
頂上からでも遠くに見える滝がえらく近くに見え、何度も登った大辻山で初めての展望だった。

急な段差や木の根に注意しながら、ところどころのぬかるみと登山道におおいかぶさる草丈を避けながら、
無事に本道登山口に到着した。

展望もイワナも見られなかったが、覚悟した雨もたいしたことなく無くて、再開の初回としては
十分満足できた山行だった。昼食を挟んで約5時間の行程だった。

With corona  After corona  工夫と知恵を出し合って山歩きを楽しもう!!



8:35 「立山青少年自然の家」駐車場を7台の車に集約して出発。

8:50 予定を変更して本道登山口と白岩川取付きの中間の空き地に駐車。

9:00 ラジオ体操の後、「白岩川コース」取付きに向けて出発。


思った以上の水量と勢い。慎重に!しんちょうに!

9:10 白岩川コース取付き 890m

9:35 白岩川大滝(看板 2近く) 950m
岩に取り付けられた縄梯子を登る。

10:00(3)980mゴジラ階段取り付き
(本道コースの5カンバ平への近道は
現在通行禁止)





























10:30 滝(5)1040m 右に取り付けられたロープを利用。

10:50 (6)

11:00 (7)1080m 沢が終わる。

11:05 (8)白岩川ルート入口 1140m到着 沢登り踏破

11:30 (9)大辻山北尾根、分岐点 1240m到着
2班、3班、4班の2名、および5班、6班は山頂を断念して昼食。山頂組(11:40 山頂に到着)を待つ。


山頂を目指しブナ林を登る(1300m付近)
12:20 山頂組(GCL、1班5名、4班4名)と
合流、記念写真。

11:30 (9)北尾根、分岐点を出発。
これより本道ルートを下りる。

12:45 (8)1190m

12:55 (6)ブナ平 1170m

13:15 (5)カンバ平 1050m 立休憩

13:30 (4)1010m

13:40 (3)奥長尾山 1025m

13:55 (2)長尾山への分岐点 950m


14:05 (1)本道登山口 900m

14:10 駐車場

14:35 「立山青少年自然の家」駐車場到着


登山道の安全確認のための事前調査や、当日の準備と安全確保のためのロープの設置に
尽力された役員の皆様、そして記録作成に協力していただいた皆様、ありがとうございました。



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