能 登 猿 山
(のと さるやま)
 (333m)

年月日 平成29年3月26日(日)
天  候 晴れのち曇り
ルート  石川県門前町吉浦
参加者 19名
記録者 T.S








6:50 新富バスセンター集合。
Mさん受付にて19名参加の内12名乗車。予定どおり出発。天候は晴れ、春の陽気となり期待が持てる。

7:20 砺波ICで7名乗車。1名が砺波高岡ICと間違えたが、バス到着時間に間に合い無事乗車できた。本来砺波ICではバスの乗下車ができないので、今後は砺波方面のバス集合の場合、砺波高岡IC利用が安全面でも良いのではないか。

7:40 小矢部SAでトイレタイム。

7:45 バスは森本JCより「のと里山海道」を走り、千里浜なぎさドライブウェイを左手に見ながら羽咋市に至る。能登半島中間地点に入り山間部を暫く走ると七尾湾、能登島が見えた。だんだん温かくなってきた。雪割り草は咲いてくれるかな。

9:00 別所岳SAにてトイレ休憩。あと1時間ほどの行程

9:50 登山口である深見に着く。ここは登山口といっても海岸であるがすでに駐車場は車で一杯である。

10:00 ここで猿山雪割り草を盗掘、踏み荒らしなどから守る為のパトロールや保全活動の費用を補うための保全協力金1人300円を払う。今著しい高齢化や過疎化により今後継続していくことが困難な状況で、地元住民の努力により貴重な自然遺産が守られている。

☆まずは猿山灯台を目ざして歩き始める。登山開始して10分、思ったより急坂で皮はぎタイムとなる。そしていきなり発見。雪割草があちこち開花しているではないか!!

白いユキワリソウ 薄紅色のユキワリソウ
☆分岐地点に必ずABCと表示され、係員もいて親切に説明してくれるので、もらった散策マップと照らし合わせれば道に迷うことはない。遊歩道は沢山の人で、すれ違うのも花を踏んでしまわないかと心配する。

☆遊歩道とはいえ、ジグザグの結構な急登が続く。白、淡いピンク、濃いピンク、薄紫の花々が登るにつれてだんだん多くなる。春の穏やかな海がキラキラ輝き、海からのそよぐ風が気持ちいい。

11:50 猿山灯台到着。風が強く寒い!この日たまたま解放されていた灯台に登らせてもらう。今でも現役である。能登半島海岸線見渡せる。この頃2班のCLよりYさんF地点で登れなくなり、SLのCさんとMさん3人で下山したと連絡ある。

12:45 海からの強く寒い風を避けて灯台の陰で昼食を食べ終え、写真撮る。これよりG地点に戻り猿山山頂を目指す。
猿山灯台にて

13:30 猿山山頂。遊歩道はぐるりと周遊できるが、本年は猿山灯台以北の遊歩道で落石があり通行止めとなっていた。

14:50 深見登山口の駐車場到着。先に下山していた3人と合流し待機していた新富のバスに乗る。

15:00 帰宅の途に就く。バスの車中で北陸電力の志賀原発建設に長年携わっておられたH氏より、能登の独特の人間性や文化についてお話をして頂く。能登は古代から朝鮮半島との交流もあり歴史が深い。神社が多く奇祭も多い。また人間性は柔軟であるが複雑でもあることなど。とても興味深い土地柄である。またゆっくり旅してみたい。
車中で多数決をとり入浴は無しにする。七尾の能登食祭市場でトイレタイム。お土産を買う。その後能越自動車道を通り氷見、高岡を経由して砺波ICに到着。

17:30 新富バスセンターに到着。お疲れ様でした。