猫 又 山
 (2378m)

年月日 平成 19年 6月17日
天  候 晴れ
ル− ト バンバ島→ブナクラ峠→猫又山
参加者 24名



前日、バナバ島荘で技術委員長による研修が行われ、猫又山には宿泊された17名と当日参加の7名の計24名で登りました。
当日は快晴で、みんな元気に出発しました。
5時20分にバンバ島荘前の駐車場に集合し、5時50分に登山口に到着し、準備体操のあと出発をしました。
最初のハシゴを登って川沿いの転石が多く歩きずらい山道を歩いたが、晴天の中、風が吹き抜けて気持ちが良く、木々が若芽を吹き出す下を気持ちよく歩きました。
9時10分にシラネアオイやサンカヨウが所どころに咲いており急登を登り、岩ゴロを超えてブナクラ峠に到着しました。
振り向いたら剣岳が目前に迫り、遠方には後立山連峰が見えました。

ブナクラ峠直下のゴロ坂 ブラクラ峠からみた後立山連峰 シラネアオイ

ブナクラ峠にて


剣岳に背をむけて急坂を登り、稜線に出ると風が少し強くなり、相変わらず晴天で、周りの山が綺麗にみえ、雪渓の脇にはシラネアオイの群生が花を満開にして我々を迎えてくれました。
11時30分には雪渓の登りのために休憩のあと、アイゼンを装着して頂上直下の急傾斜をリ−ダ−がスコップやピッケルで足場を作ってくれた後を全員が登りきるとリ−ダ−は下りのためにピッケルを基杭としてロ−プを設置してくれ、大変にありがたかった。
12時30分には猫又山の頂上に到着しました。
目の前には360度の大パノラマが広がり、皆さん元気に頑張った。
昼食後、13時には下山を開始しました。


猫又山頂上雪渓から見た剣岳 猫又山の雪渓からの下り


設置されたロ−プを頼りに雪渓を下り、14時30分にはようやくブナクラ峠に到着しました。
全員が合流し、ゴロ岩を下り、17時40分には全員が無事に砂防ダムの登山口に到着しました。

今回の山行は標高差1500mを登り、悪路や頂上直下の急傾斜の雪渓登りや長時間の工程で、予定時間をオ−バ−したため、登頂を断念した方もあったけど、みんな元気に帰路に付き、貴重な経験の出来た山行でした。
役員の適切なアドバイズや指導、援助により無事に下山出来た事を感謝しています。