天狗平〜美松〜弥陀ヶ原
    (2300m)

年月日 平成21年 9月27日(日)
天  候 晴れのち曇
行  程
     立山駅→ケ-ブル、定期バス→天狗平→美松→弥陀ヶ原
参加者 13名


秋も深まった9月最後の日曜日、立山一帯は紅葉の真っ盛りとあって立山駅周辺の駐車場は何処も満車でした。
840 ケーブルカーに乗車

900 美女平発高原バス・・・途中下車専用車に乗車車窓より見るナナカマドは真っ赤な実をたくさんつけていた。 
バスは弘法にさしかかり、ここから見た大日平方面の紅葉のコントラストは実に美しかった。

945 天狗平に到着下車した。 天候も良く遠くに釼岳が顔を出していた。
簡単なストレッチ後、GCLのYさんより、注意事項とコースの説明があった。

弥陀ヶ原は紅葉の真っ盛り 後方は大日岳 右手後方に釼岳が見えた

9:55 美松坂へ歩き出した。 10分くらい歩いたところに広場があった。
ここに大
きな石がありこの石に俳人水原秋桜子(みずはらしゅうおうし)氏の俳句が刻んであった。

    竜胆(りんどう)や巌頭のぞく釼岳

水原秋桜子(みずはらしゅうおうし)(明治25年−昭和56)俳人、医学博士。本名水原豊 釼岳の見えるスポットはここだけだ。バスでの通過だけではなく健脚を使って石に会いに行くのも一見の価値ある所だろう
                  


1035 ゴロ石の道を下る。 草刈りをしてあり歩きやすかった。ナナカマド・ミネカエデなどの樹林の中を歩く最良の自然観察日和だ。 
短い夏を精一杯の美を競って楽しませてくれた草花たち早くも冬の準備に入っていた。
ガンコウラン・ミネズオウ・花弁が長い小さな白花イワツメグサ・花が下向きに開花、果実が上へ伸びて揃って天を突く形をしたアオノツガザクラ・名残花が咲いているアキノキリンソウ・名残花も愛しいシモツケソウ・アカモノ・シラタマノキ・赤い実をつけたゴゼンタチバナ・・・等

ガンコウラン ミネズオウ イワツメクサ
アオノツガザクラ タテヤマウツボグサ チングルマ

11351210 眺望の良いところでランチタイム 食後のデザートは山の恵み、紅花イチゴの実だ・・・・・満腹になったところで現在の気温当てクイズ・・・? 「12℃〜17℃」と色々出たが、「16℃」と正解したYさんが大福餅を1ヶゲット・・・・・満腹のはずなのに美味しそうに独りで食していた。
1300 車道へ出る 道端で観察会  コゴメクサ・ダイモンジソウ・タテヤマウツボクサ・梅の花に似た白い花のウメバチソウなど。

ランチタイム ウメバチソウ オヤマリンドウ

1330 立山カルデラ展望台まで往復した。  期待して行ったのだがあいにくのガスで視界がきかなく残念だった。 草紅葉の中に青紫色も鮮やかなリンドウの花が深呼吸をしていた。
14
20 弥陀ヶ原バス停で高原バスに乗車美女平〜立山駅へ。
1530 立山駅で解散 紅葉の最盛期に参加できベテラン解説者による親切・丁寧な説明に感謝します。 お疲れ様でした。 

                                    [記事、写真は会員No419 の I さんからの提供]