やま

キ ラ ズ 山
  (1188m) 

年月日  令和3年5月9日(日)
天  候 雨のち晴れ
所在地  富山市・岐阜県飛騨市
参加者  33名
記録者  A・Y

 




定例山行


2、3日前から雨は降らないだろうと思っていたのに
前夜に天気予報を確認すると、朝8時〜10時ごろまでに雨マークが・・
その後は晴れになっていましたが、半信半疑で就寝。
起床時は、晴れていたのでこのままをと望みながら集合場所に向かう。
しかし、受付を済ますと小雨模様に・・・



7:30 GCLより今日の行程の説明
作業道入口は車を止めるスペースが少ないので、そこで運転手以外の人は降りて
運転手は少し先の広いスペースに車を止めて戻ってくると説明あり。
1130mのピークより一旦下ってから急登のコースは、雨の状況を見て判断するとのこと。
新会員のIさんの紹介あり。

登山口まで林道を1時間歩く
8:15 作業道入口で車を降りる。
雨の降りも大きくなり、カッパを装着。

8:35 作業道入口を出発

9:00 2番目ヘアピンカーブ地点で立ち休憩
天気予報では、雨は9:35頃には止むとのこと。
それを信じて皆、もくもくと歩く。

9:40 登山口に到着
空も明るくなりはじめて小雨になる。
杉林の中を歩くとさらに杉とブナの境目を縫うように道が続く。
緩やかな上りの登山道。
杉林にイワウチワの群生あり。
雨に濡れた杉林の中に太陽の光が差していて、
キラキラと輝くように咲いていてかわいい。

10:15 1000m地点
杉の大木あり。天気も回復し、鳥のさえずりもチュチュチュと
聞こえてくる。
レンゲツツジの新芽もキレイ。



イワウチワ タムシバ オオカメノキ> ヤドリギ


10:25 1080mピーク
雨も止み、カッパも乾いてきたので脱ぐ。
杉とブナの間の緩やかな下り。雨に濡れた新緑が輝いて見える登山道を気持ち良く歩く。
鶯も鳴き始める。
タムシバの白い花もあちこちに咲いている。
細かい白い花のオオカメノキも。個人的に、ガクアジサイに似ていて好きな花。
痩せ尾根を上る。



1000m地点の杉の巨木 北峰(1130m)より山頂を望む


ぬかるんだ急登

10:50 1130mの北峰
目指すキラズ山の山頂を確認。六谷山の反射板が見える。
眺望が悪く、残念ながら他の山は見えない。
天気も回復してきたので頂上を目指すことになる。
この後は50m下って、100mの急登が待っていると説明あり。

11:05 急登が始まる
残雪も少しだけ見られる。
前を歩く班から、「キャー」「滑る〜」などの悲鳴が聞こえてくる。
ぬかるんだ急登を、必死に足をふんばりながらゆっくりと上る。

11:38 キラズ山の三角点に到着
頂上は藪の中でスペースが少ない。眺望もあまり良くない。
通路に一列に並ぶように座ってランチタイム。

12:15 集合写真撮影
新参加のIさんが、今日が誕生日とのこと。
皆でHappy Birthdayの曲を歌って祝う。5月生まれの方々と記念写真。

Oさんより山座同定の説明あり。
「20万分の1の地図を使うと良い。登る山から見たい山に向かって線を引いて山に持参すると、
頂上から目標の山を見つけることができる」と。今度私も、やってみようと思う。
また、個別にNさん、Mさんにコンパスの使い方も習う。
地図上の磁北とコンパスの示す北方向が一致するように地図を持つ『整置』という言葉を初めて知る。

12:30 下山開始
ぬかるんだ急登を下る。
ロープや笹につかまりながら慎重に下るも、あちこちから滑ったと思われる悲鳴らしき声が聞こえる。

12:55 無事に急登を下りる
皆、それぞれお尻に泥の勲章を付けている様子。
誰の勲章が一番大きいか、コンテストができそう(笑)

13:10 1130m地点
最後の班を待つために小休憩。

13:20 全員が揃ったので下山再開
杉林の中を気持ち良く歩く。登り時には気が付かなかったカタバミを見つける。

13:45 1000m地点
杉の大木の横を通過。

14:10 登山口に到着


県境の山並み(左が岐阜県、右が富山県) 峠の道から県境を望む


14:55 作業道入口に到着
水が流れている溝があったので、靴裏の泥を落として迎えの車を待つ。

15:42 神通川第二ダム到着

15:47 GCLより挨拶
「雨が、思ったより早く上がって良かった。急登も無事に登ることができた。
反省点としては、班と班の間が離れてしまい3班が道を間違ってしまった。
登山口の看板で全員が集まったと思い、3班がいないことに気が付かずに出発してしまった。
今後、班と班との間で連絡を取り合うようにしないといけない。」

新会員のIさんの感想
「いつも1人で行くことが多いので、もくもく登っている。グループで花を見ながら、話をしながら歩くと楽しかった。」

Sさんより
「7月4日予定の山行伊吹山は、コロナ禍の状況で県内の山に変更したい。小白木峰を検討している。」

15:55 解散



出発時には雨が強くなり、憂鬱な気持ちで登り始めましたが、予報通りに天気が回復して
良かったです。
最後の急登では、なるべくつるつるの所は踏まないように、
横の落ち葉の上を歩くようにすると、滑りにくかったです。
下りでは、少しコースをずらして落ち葉の中を歩きました。
滑って尻もちをつきましたが、落ち葉がクッションになり痛くなかったし、
落ち葉の滑り台のようで楽しかったです。(笑)

御在所岳の中止による急な行先変更で、当役員の方々は大変だったと思います。
臨機応変に対処してくださったことに感謝いたします。
 

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