ロープワーク&コンパス登山届
研 修 会
年月日 令和2年11月28日(土)
天 候 曇りのち晴れ
会 場 呉羽青少年自然の家
参加者 22名
記録者 M・N
一般研修会 里山の自然豊かな呉羽丘陵地に向かい、 案内看板を見ながらカーブの車道を行くと現地の広い駐車場に着く。 周囲は葉を落とした大きな木々が枝を広げている。 美しい木立、四季折々風景が楽しめそうです。 お天気も小雨だが晴れてくれそう。 8:30 玄関ロビーにて受付開始。検温と体調チェックを済ませ、全員揃うのを待つ。 8:50 2階研修室に向かう。机椅子を全員で班ごとにセッティングする。 本日の資料やパンフレットが配られ、5班にわかれて全員席につく。 9:10 コンパス登山届研修会の開催。 GSLのSさんの挨拶と研修内容の説明がある。 「登山前のセルフレスキューの一つとして、今日はスマホを使って登山届をしてみます。 今後の山行に活用して欲しい。」 GSL2人の指導が始まる。各自スマホを手に真剣に取り組む。 最初の入口手順として GSLのTさんが現在位置Wi-Fiの接続のため黒板にID、PW入力を記入される、 自分のスマホに入力、そのあとはGSLのSさんが丁寧に口頭で 資料と併せながら指導される。 手順として @ Wi-Fiの電波状況確認 →「設定」アプリをタップしWi-Fiに接続 A「コンパス登山届」で検索 →「コンパス〜山と自然ネットワーク」選択 B「ログイン・新規登録 → ID(メールアドレス) とパスワード入力 C登山計画作成が可能になり、登山前に順次入力していく 9:45 新規登録入力操作を終了。 注意として必ず「フォームから新規作成」に入ってくださいとのこと。 全員一斉に入力操作するため、ネット状況が思うように反応してくれないのか、 思いのほか時間がかかる。 分からない操作もあり班の仲間と共有しながら進むことが強みにもなる。 10:00 以上でコンパス登山届研修を終了。Tさん、Sさん、有難うございました。 このコンパス登山届は家族や友人グループと情報共有もでき、 システムでは自治体や警察とも連携しているので安心、 緊急時も迅速に対応してもらえます。 是非これからは実行しようと思いました。 休憩をとってから隣の集会室に移動、ロープワークの準備、班別に机をセッティングする。 10:10 ロープワークの研修を開始。GCLのNさんから挨拶がある。 「登山時におけるセルフレスキューとしてのロープワークを学びます。」 2部の資料「セルフレスキュー・シュミレーション」「ロープ活用術」を参考にしながら、 Nさんの実技講習開始。 10:15 ロープの結び方・使い方を習う。 ・ダブルフィッシャーマンズノット (2本を結ぶ、研修用の白紐を使用) ・簡易ハーネスを作る (会から支給されたスリングと安全還付カラビナ1枚を使用) ・エイトノット ・クローブヒッチ 10:45 引き続き、ロープの結び方・使い方を習う。 ・ムンターヒッチ ・ラビットノット ダブルフィッシャーマンズノットの白紐にラビットノットで結び、 2枚のカラビナを付ける。これをハーネスに取り付ける。 トラバースを想定しロープを両端に固定。 ラビットノットに付けたカラビナ2枚をロープに通し移動してみる。 ・クレムハイスト
11:45 午前中はここまでとする。 11:50 ロッククライミングのボルダリング人工壁をバックに集合写真を撮る。 11:55 昼食 1階食堂へ移動する。 コロナウイルス感染対策がなされ、大きな丸テーブルには間隔をあけ2人のみ。 食事も完食し満足まんぞく。Fさんからは大根・白菜の漬物、きんぴらの差し入れがあり 美味しくいただく、有難うございます。
外は晴れて気持ちよさそう。 引き続きこの場所で行なわれる。 Nさんからブリザードパックの紹介がある。 緊急時に備えておきたい軽量コンパクトな スリーピングバック、体がすっぽり入り 表裏が金と銀にわかれ、 暑さ寒さ対策にそれぞれ活用できる優れもの。 12:50 室内実技の開始 両端にロープを固定し、崖を想定して登りに挑戦してみる。 ロープにクレムハイストで結び体重をかけながら移動してみる。 次にロープにクローブヒッチで結んだスリングをカラビに付けて移動してみる。 13:50 崖の下りに挑戦。 ムンターヒッチで結んだスリングをカラビナに付け、ロープで移動してみる。 実技中はNさん、熱心さのあまり大きな声もでましたが、私たちにも拍車がかかり、 とても貴重な研修を体験したことを実感しました。有難うございました。 14:20 Nさんのロープワーク実技終了。 次にIさんから救急用のロープの作り方を教わる。 会から支給されたスリングで滑り止めの結びを数か所作り、スリングを3〜4本繋いでいく、 緊急時に役立つロープです。 14:40 GSLのSさんの挨拶で研修会終了。今日一日終えて、みなさんお疲れ様でした。 2つの研修を受講し、充実感満載です。日頃から繰り返し実行してみるのが大事です。 この研修を計画し資料作成、準備等と、お世話して頂いた担当の方々に感謝です。 有難うございました。 | ||||||||||||||||||||