からまつだけ・ごりゅうだけ
唐松岳・五竜岳
(2696m)   (2814m)

年月日  令和4年8月20日(土)〜22日(月)

所在地  黒部市、長野県白馬村、大町市
参加者  17名
記録者  3名(T・H、T・Y、T・Y)

 





  宿泊山行


新型コロナウイルスの流行「第7波」とお盆の人流から全国各地で最大感染者数を更新し、参加予定者にも感染者が出てきた。このことから、当初23名の参加予定数が最終的に17名の参加となり、男性の参加がわずか3名となってしまった。 さらに、この頃の天候不順から全国各地で集中豪雨が発生しており、山の天気予報も目まぐるしく変化している。

<1日目> 8月20日(土)  曇りのち豪雨
  新富観光BC→魚津IC→八方山麓(リフト)→八方池山荘〜丸山ケルン〜唐松岳頂上山荘(泊)





5:30 新富観光バスセンターを出発、魚津ICに向かう。富山からの乗車は12名乗車、魚津からは5名の乗車予定。曇空だが立山の稜線がくっきりと見える。

5:55 魚津IC着。17名全員が揃う。K・GCL、S・GSLから自己紹介と行程の説明がある。

6:18 越中境PAにて10分間のトイレ休憩。

6:40 糸魚川ICを降り、国道148号線を白馬方面に向かう。

7:20 道の駅「小谷」で最後のトイレ休憩。

8:00 八方山麓に着いて、出発準備を整える。

8:10 八方ゴンドラリフトに乗り込み、アルペンクワッド、グラートクワッドと乗り継いで20分ほどで八方池山荘に着く。

8:40 リフトを降りる頃から雨が降り始めたので、 雨具の準備をする。

9:00 1班から出発。暫くして衣類調整。


八方池山荘出発 八方池と白馬

9:40 第2ケルン手前のトイレ小屋に着く。

10:15 八方ケルン着。 八方池越しの白馬岳の山並みはすでにガスの中である。

11:00 立ち休憩。

11:30 雨風が強くなり、稜線ではあおられるほどであった。お花畑もたくさんあり、晴れて いればゆっくりと花を愛でることもできるのだが、今はとにかく前に進むだけ。

11:45 当初、丸山ケルンで昼食をとる予定であったが、雨宿りのできる場所もないので、各自行動食をとりながら唐松岳頂上山荘に向かうこととする。

12:10 丸山ケルン通過。

12:30 休憩

13:15 唐松岳頂上山荘に到着する。雨がひどく、貯留タンクがぼんやり見えたと思ったらそこが山荘であった。

今日は唐松岳登頂をあきらめ、部屋で休息をとることとする。 衣服の乾燥室も時間割制で、15時からの50分のみのため、十分な乾燥が期待いできないとのことである。部屋でも乾燥に努める。記録の紙も濡れてしまい、そっと広げて乾燥に努めた。17時から夕食、明日の天気予報は期待できるとのこと。今朝も早くから起きており、明日も4時起床、朝食5時とのことから19時ころから早々に横になる。



<2日目> 8月21日(日)  晴れ
唐松岳頂上山荘〜唐松岳〜唐松岳頂上山荘〜大黒岳〜五竜山荘〜五竜岳〜五竜山荘(泊)





5:30 朝食 昨日からの夜通しの吹き付けるような雨は、どうにか上がっているので唐松岳登頂をめざす。

6:30 体操をして1・2班の順に唐松岳へ出発。
リュックは荷造りして小屋にデポしたので身軽だ。しかし雲は湧き上がってきている。3名は山荘に残る。山荘の周りにはトウヤクリンドウが沢山咲き誇り、コマクサは終わりに近い。

6:50 唐松岳登頂。
残念ながらガスっているので、周りは何も見えない。皆で写真撮影する。

7:05 唐松岳頂上山荘に向け、下山をはじめる。

7:52 五竜山荘へむけて霧の中を出発。
ほどなく連続の鎖場が続く。長い、これが牛首か。先輩より「1人1人の間隔を空けて、怖がらずに」との声が飛ぶ。



牛首の鎖を慎重に進む 牛首の鎖、油断禁物


8:50 どうにか牛首を通過したと思われる。岩場とザレ場の登り下りを鎖に助けられながら無事に越えられた。
5分休憩。

9:30 10分休憩。
 
10:10 大黒岳 ここはケルンがあり、立入禁止の板も下げてあるので通過するのみ。

10:20 立ち休憩。

10:45 分岐。方角案内看板(唐松岳⇔五竜岳)ここで班ごとの写真を撮る。



11:25 小休憩。白岳の下の分岐地点。 明日はここからが下山道となるのだと見やる。

11:40 五竜山荘着。なんとか予定通りの4時間で到着。皆嬉しそう。各自昼食を外テーブルでとる。

12:30 今回メインの五竜岳へ出発。
ガスはないが、本当は見えるであろう 立山連峰は雲の中である。 ここでもリュックはデポして、 サブバックで身軽に行く。歩きはじめて程なく岩場になる。 岩場を三点確保しながら慎重に進む。皆の顔は凄く嬉しそうで、苦しそうな 顔は1人も見られない。途中、何名かストックをデポして岩場にとりついていく。

13:25 小休憩。ここでもトウヤクリンドウがあちこちに咲いてる。

13:48 分岐(五竜山荘⇔キレット)方面の看板。あこがれの鹿島槍ヶ岳への八峰キレットへの道だ。見ると上級者コースと注意看板があった。厳しそうだ。
五竜岳下山


13:55 五竜岳登頂。写真撮影。 残念ながら遠方の山は雲がかかり見えない。


14:00 頂上では、他の登山者の迷惑にならないように下へ移動。


14:10 分岐。ここで小休憩。


14:20 下山再開。岩場の下山は注意が必要だ、慎重に足を運ぶ。
山荘に近づくと町が眼下に見える。反対側には、明日の下山道が続いて見える。その道はなだらかに見えたが、実際は違った。




五竜岳から下山(正面は白岳) 五竜岳をバックに

15:35 全員無事に山荘に下山。待ってくれていた先輩を交え乾杯。皆さん今日二山登頂できたことに大満足の笑顔!笑顔!です。出来れば、今度は遥かなる山を眺められる時に再挑戦したい。(会長は今回3回目の挑戦だったそうですが、3回とも眺められなかったとの事)。

17:00 食事。ここの山荘の有名なカレーライスをメインとした美味しい夕食をいただき、明日に備える。


五竜岳山頂にて


<3日目> 8月22日(月)  晴れのち曇り
五竜山荘〜大遠見山〜小遠見山〜アルプス平→遠見駅→八方の湯(入浴) 魚津IC→ 新富観光BC



いよいよ最終日。前夜のトタン屋根をたたく激しい雨音に今日の下山が思いやられたが、目覚めてみれば五竜岳の肩に星が輝き最高の山日和。
4時前から各室が動き出し、小屋の前では日の出を待つ人が集まっている。雲海の向こうの空が赤く染まり始め、五竜岳がモルゲンロートに彩られていく。 ただただ美しい。



5:00 朝食。出発の準備を整え、恒例のラジオ体操で3日目の疲れた体をほぐす。

6:02 遠見尾根に向け白岳を少し登り、唐松岳への分岐を右に分けて行く。少し歩いたところで現れたブロッケン現象に歓声が上がる。 シモツケソウ、タテヤマウツボグサ、イブキジャコウソウ、トウダイグサアズマギク・・・百花繚乱の中を西遠見山へ下りていく。

6:50 3か所の鎖場を超え、緊張の中にも一息ついて振り返れば、五竜岳の荒々しい東面、その左に八峰キレット、鹿島槍ヶ岳の双耳峰が 圧倒的高さで見えてくる。


緊張の鎖場

7:24 西遠見山への緩やかな登り、左手雲海の向こうに妙高山が頭を出 している。


8:08 ダケカンバの巨木の中にぽっかり開いた広場に西遠見の池。


8:34 いつの間にかガスが湧いてきて、パラパラと雨粒。午前は持つだろうと勝手に思っていたが間もなく晴れる。


8:52 大遠見山に着く。南側が開け、カクネ里から切り立った鹿島槍ヶ岳の北壁が見える。


9:43 登り返すと中遠見山に出る。静かな水面に逆さ五竜がくっきり見える。





西遠見の池と逆さ五竜岳


10:12 いくつかのアップダウンがあり、小遠見山に出る。

10:26 二ノ背髪から一ノ背髪、そして見返り平へと下りていく。やがて流れるガスの中にアルプス平からの音楽とアナウンスが聞こえてきて山行の終わりが近いことが感じられる。

11:20  地蔵の頭を過ぎ、アルプス展望リフト乗り場に着く。リフトは使わず、白馬五竜高山植物園の中を下りていく。

11:40 アルプス平駅からテレキャビンでとおみ駅に下る時、冷たいおしぼり のサービスを受け感激する。

12:20 八方の湯で3日分の汗を流す。入り口に「13時から団体客の利用があります」との注意書きが貼ってあった。どーゆーこと?(笑々) 入浴後は各々昼食をとり、バスに乗る。


バスの中でGCLから、今回の山行については参加者のコロナ感染があったり、都合によるキャンセルで17名まで減り、男性3名、女性14名。縦走は初めてという会員も多く、このメンバーで牛首等の危険な岩場を越えていく不安があったが、皆無事山行を終えることが出来たこと、そして会員の充実した表情に安心したと話される。 様々な事情で、今回の山行はGCL、GSLそして運営委員会を悩ませました。 本当にお疲れさまでした。

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