いのねやま    とだにはんとうさんさく
猪根山と砥谷半島散策
(コンパス研修)
   ( 1,338m)

年月日  令和5年 9月18日(月・祝)
天  候  曇り一時晴れ
所在地  富山市
参加者  29名
記録者  K・M

 






定例山行


 立山町岩峅寺の駐車場に集合。受付時後に、資料を配布される。

8:00  8台の車に分乗して出発する。

8:20 有峰有料林道亀ヶ谷連絡所(料金所)を通過。


8:50  有峰VC(ビジターセンター)の駐車場に到着。
K・GCLから挨拶と予定、研修の説明があった。
「予定より遅れているので、コースを少し変更します。解散予定は、3時半頃になります。 配布した地図とコンパスを使って研修しますので、コンパスは首にかけて歩きましょう。」
コンパスの使い方の説明があり実際に各自、地図にコンパスをあて、猪根山の山頂と第2展望台の方角を計測した。








@地図上の現地点Aと目的地点Bをコンパスの長辺で結ぶ。
Aカプセルの中の平行線と磁北線と平行になるようにリングを回す。
Bその時に示す大矢印の角度が目的地点Bへの方位です。
Cコンパスを胸に垂直に当てて体の向きを変える。
コンパス中の方位磁針の赤と矢印の頭の赤が重なるようにする。大矢印の方角に進む。







9:30  各自ストレッチをして、1班、2班、3班の順で猪根山に向けて出発。
空には暗い雲がかかっていて、天候の崩れが心配。 林の中の階段状の遊歩道を登る。配布されたマップにはブナの林を楽しむと書いてあるが、わりと急な登りで足元ばかりを見ている。



猪根山探勝路 原生林のブナや白樺の林が、続く

9:43  分岐点を通過。

9:50  第2展望台に着く。
有峰湖が見える。猛暑続きで、水位が随分と下がっている。周囲の山の上の方は雲に隠れている。
ここで配布された富山県山名総図(コピー)とコンパスで寺地山の方角を測り体の向きを変えて(コンパスの方位磁針と矢印の頭を重ねるため)目の前の景色の山並みと合わせる。

10:00 出発。
所々、木には名札がつけてあり、木々の名前と説明のあるミニ看板が立っている。

10:04 鉄塔の横を通過。地図上の記号と照らし合わせ現在地を確認する。

10:25 山頂に到着。
狭い林の中なので、すぐに出発。 階段を下りる。

10:30 第1展望台に着く。
晴れていれば薬師岳が見えるということですが、雲におおわれていて残念。
静かな有峰湖が見えている。地図とコンパスで太郎山と薬師岳の方角を調べる。


第1展望台にて>山名総図を使い山座同定

10:50 出発。長い階段を注意して下りる。
途中に樹皮を剥がされたカラマツがあった。
クマがそこから出る甘い蜜を食べる為に剥がすとのこと。
その木肌にたくさんのアリが集まって来るという。


11:10 BQ広場に着く。
芝生の広場にテーブルとベンチ、そしてトイレがある。ここで昼食をとることになった ここまでに見られた、草木など

ブナ、ホオノキ、ホツツジ、オオバクロモジ、ダケカンバ、カバノキ トチノキ(トチノミがたくさん実っていた)キツネヤナギ、センニンソウ



樹皮が、クマに剥がされたカラマツ

11:40 写真撮影。 GCLから午後からの予定の説明あり。
「砥谷半島へは車が通る道路を歩くので、広がらず一列になって歩きましょう。クマの出没情報が出ていますのでクマよけの鈴をつけてください。」



11:55 舗装道路に出て、3班、2班、1班の順で出発。
3kmほど歩くと右側に『砥谷半島探勝路』の標識あり。

12:40 駐車場広場に着く。
ここから階段を降りて『野鳥観察コース』を歩く。 野鳥の解説板が多くあり。





13:00 展望台に到着。有峰湖、干上がった宝来島がよく見える。

13:10 2班、1班、3班の順で戻る。

13:30 駐車場広場に戻って休憩。 気が付けば日が差してきている。

13:40 有峰VCに向けて出発。道端にクマの糞らしきものを発見。


14:30 有峰VCに到着。
GCLの挨拶と初参加の方の紹介が あった。
またN さんが準備された研修用の地図が、配られた。
ありがとうございました。




のんびりと砥谷半島の自然探勝路を散策 もうすぐゴール


14:50 解散


午後から雨の予報が出ていたけれど、雨にも降られずクマにも出会わず本当にラッキーでした。資料の準備など、担当役員の方々にはお世話になりました。感謝いたします。


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