いぶしやま

 猪 臥 山
    (1519m) 


年月日   令和元年 10月 6日(日)
天  候   雨のち曇り
所在地   岐阜県高山市清美町池本 
参加者   15名
記録者   S.M

 






定例山行


朝、目覚めると雨。雨具着用しての登山を覚悟し、集合場所の新富観光BCに向いました。


6:00 予定の出発時刻より若干早く出発。雨はやむ気配もなかったのですが、車中のテレビでは、高山方面の 天気予報は曇りから晴れに変わるとのこと。天気予報が当たることを祈りました。

7:45 道の駅「いぶし」でトイレ休憩。
車を降りると雨は降っていない上、駐車場も乾いていました。
道の駅のご主人は、「今はもやがかかっていて見えない」と猪臥山の方角を指先し気さくに教えてくれました。
車中で「今日の山行は、山頂まで三時間ほどのアップダウンの繰り返し。
帰路は50分ほど急坂を下り、沢を渡った後、1時間ほど林道歩き」と説明がありました。

8:00 猪臥トンネルを抜けると雨。道の駅では道路も乾いていたのに。
でも出発時の雨と比べるとまだ良い方と思い直して登山準備。雨具を一応着用。準備体操。

8:15 登山口には「山頂まで5キロ」と表示板。1班から出発。
広葉樹林帯のなかを歩く。やや急登。雨具を着けているので若干蒸し暑い感じがしました。
雨は次第に小降りになり、山頂到着の頃は止むに違いないと感じました。

8:40 「山頂まで4キロ」の表示板。雨は降ったり止んだり・・

9:00 雨も止んだところで小休止。雨具を脱ぐ。楽しい軽食タイムを終えて歩き出すと再び小雨が・・

9:45 「山頂まで3キロ」の表示板。
雨は気にならないほどになり、ときどき薄陽が射したりした登り道でした。
落ち葉が堆積しているせいか足下も軽く楽に歩を進めることができました。

10:30 緩やかなアップダウンを繰り返して行くと「山頂まで2キロ」の表示板。

10:45 いつの間にかあたりは杉林になっていました。急登を息絶え絶えに行くと「山頂まで1500m」表示板。

11:00 小休憩。杉林から広葉樹が混合する雑木林に。
途中、愛知県からの団体の追い抜きがあったり、「とんがり山」Tシャツの男性とすれ違ったりしました。

11:20 標高1456mの展望台着。「山頂まで1キロ」。
この後は、いったん下った後、緩やかな上り坂のはず・・。 頂上は晴れていますように。

11:55 山頂到着。360度の眺望を期待していましたが、周りの山々は全く見えませんでした。
山頂の石版を見て、あっちに穂高が見えるはず、こっちは白山が、と心の目で山頂からの展望を楽しみました。

12:10 集合写真撮影の後、昼食。


12:50 2班から下山。山頂の祠の「山の神」に、雨が止んだことのお礼をしました。
付近にイワナシが茂っていて、実が付いていないか目を凝らしましたが実はなく花が一輪咲いていました。
車中の説明通り、急な道を時々滑りそうになりながら下り、分岐点を過ぎた辺りからはふかふかとしたカラマツの落ち葉の上を気持ちよく下って行くことができました。

13:50 沢を渡り、川沿いの林道を歩く。花の終わりかけたアケボノソウがたくさん生えていました。

14:40 登山口の駐車場に到着。
予定より早く下山ができたので、雨天時に予定していた温泉に行くことになりました。
朝訪れた道の駅「いぶし」に立ち寄り、ご主人に無事登山できたことを報告。
道の駅の奥には木工製品や一枚板が並んでおり、植林した杉などを手入れするため、山道がきれいに整備されているのだろうと思いました。

17:10 まだなんとなく明るいうちに新富観光BCに到着することができました。

出発時は天気が気になり、なんとなく気持ちが重かったのですが、参加者の日頃の行いの結果からか、天気予報の通り雨もいい加減に上がってくれ、心地良く山行することが出来た上、温泉に入ることもできました。
役員の方々には事前の下調べや当日の予定変更などいろいろとお手数をかけました。たいへん楽しい山行ができて感謝しています。