伊 吹 山
 (1377m)

年月日 平成20年 6月15日(日)
天  候 曇り時々晴れ
ル− ト 新富観光→山頂駐車場(9合目)→頂上→3合目
       →1合目→登山口駐車場→新富観光

参加者 36名



5:30 新富観光バスターミナル出発。  6:00砺波I.Cにて1名乗車して総勢36名が伊吹山へと向かった。
車中にて伊吹山の資料が配られ、これから向かう花の名山伊吹山に期待を寄せていた。
バスは北陸自動車道を南方向に走り途中の徳光パーキングにて7分休憩となった。
車内では仮眠する人、久しぶりの再会で山の話等で盛る上がる人、朝食の人等、和やかな時間を過ごした。
伊吹山と登山学校のビデオを鑑賞するうちに、賤ヶ岳SAに到着した。
長浜I.Cに近づくに従って、一際大きな山体が目に飛び込む。本日のターゲット、伊吹山である。
生憎と山頂付近はガスに覆われている。山腹にはこれから通るドライブウエイも見え隠れする。
8:45伊吹山ドライブウエイ入口に到着。(全長17Km、料金12000円)
思いの他にキツイ勾配のジグザグ道を数台のマイカーを引き連れ、懸命にバスは高度を稼いで行く。
山肌は多くの木々の緑で覆われ、心が癒されやがて琵琶湖もかすかに望まれる様になる。
     ハクサンフウロ
      イブキガラシ
     キバナハタザオ


9:15登山口に到着。 身支度を整え準備運動をし、3班編成にて歩き始めた。
良く整備された登山道の両サイドはお花畑の保護の為にロープが張られている。 
紫色のグンナイフウロの大群衆がまずはお出迎え。ツバメオモト、オオイタヤメイイゲツソウ等が清楚に咲き誇る。
10:10には頂上に到着。 日本武尊の像がある頂上であった。 その外、弥勒堂、数軒の食事処、みやげ物店等が建ち並んでいた。
オオバギボウシのお花畑を通り伊吹山測候所跡近くには一等三角点があった。
ヤマトタケル像前にて全員記念撮影。ガスの為、雄大な眺望は残念だけど、お預けとなる。
それでも出発までの時間、ヨモギ餅を頬張る人、ホットコーヒーを飲む人、みやげを買う人それぞれに過ごした。
10:35下山開始となった。 道は広いが大小の岩がゴロゴロ有り、なかなか油断のならぬコースの様だ。足をとられぬように慎重に歩を進める。
お花の最盛期にはまだ早いがハクサンフウロ、オオバギボウシ、イブキガラシ、マンネングサ、ギバナハタザオ等の紫、白、黄色の花々が我々を楽しませてくれた。
11:05八合目にて10分休憩。3合目付近のガスが切れだし陽が射し込み。視界が一気に開けた。
まるでスイスアルプスにタイムスリップした様な緑の絨毯が広がっている。
足りない物は牛の放牧だけ。鈴の音が聞こえてきそうだ。
12:00避難小屋を過ぎ5合目着。 5分休憩。桑の実もおいしく頂く。 琵琶湖も間近に迫ってくる。
12:20には3合目着。お楽しみのランチタイムの始まりだ。
爽やかな風が吹き、緑広がる雄大な伊吹山を眺めつつ、次々にまわされる豪華な料理に舌鼓を打つ。ビールが喉を鳴らす。時間よとまれ!至福の時が過ぎて行く。
13:10名残惜しいが下山開始。 14:15三之宮神社登山口に到着。 14:35クールダウン後 バスに乗車。 14:40伊吹薬草の里文化センターにて入浴し、身も心もスッキリ。一路富山へ。
車中にて反省会を兼ねて各自が今回の山行の感想を話し合った。
約1300種の高山植物と薬草が自生する、日本百名山の伊吹山。この時期としてはお花にも恵まれ、天候もまずまずですばらしい感動を与えてくれた伊吹山。皆さん大満足の登山でした。
その余韻に浸るうちに18:46新富観光バスセンター無事到着。お世話を頂いた役員の方々、本当にありがとう
ございました。皆さんお疲れ様でした。