あさまれんぽう
浅間連峰
 くろふやま   ひがしかごのとやま
黒斑山・東篭ノ登山
(2404m)     (2228m)

年月日  令和4年8月6日(土)〜7日(日)

所在地  長野県小諸市、御代田町、東御市
      群馬県嬬恋村
参加者  27名
記録者  2名(K・K、H・Y)

 









 宿泊山行


<1日目> 8月6日 曇り時々晴れ

新富観光BC→車坂峠〜トーミの頭〜黒斑山〜火山館〜天狗温泉→ホテル





5:44 時間通りに魚津インターからバスに11名乗車。 新富観光BCからの16名と合流し、27名で浅間連峰に向けて出発する。
車中、GCLのMさんから2日間の行程の説明を受ける。
1日目は天候の状況によっては蛇骨岳の登山は中止にする。草すべりは高度 300メートル下がるので、雨だと滑るので場合によっては車坂峠に戻ることに なる。
 2日目は水ノ塔山から東篭ノ登山に登り池の平湿原に下る。配布の浅間高原ト レッキングガイドマップを参考にしてほしい。
「長野県信州割スペシャル」の割引があり、割引はワクチン接種証明書(写 し)の提示が必要とのこと。ホテルでそれをチェックするのに時間がかかる ので、車中で割引されるホテル代5,000円と併せて今回の山行きの収支決算 の差額分2,000円が先に配られる。

6:37 名立谷浜パーキングエリアでトイレ休憩。
 
6:47 出発。
 
T事務局長から連絡 富山県山岳連盟から各山の会に対しての注意・連絡事項
・今年になって山行きの事故が増えているので、山行きの際は必ず事務局に登山 届を提出してほしい。
・山行の際には@新型コロナ対策A各種ハラスメントB盗難が増えているので注 意してほしい。
当会で会員に配布しているスリングを使って「簡易ハーネス」の作り方とその使 い方について実演があった。
前回の尾瀬の山行の折にも同様説明しており、配布しているスリングについて新会員に使い方など周知することが出来た。スリングは山行の際には必ず携帯し普段からロープワークの練習をし、研修会にも参加してほしい。

8:10 東部・湯ノ丸サービスエリアでトイレ休憩。

8:23 出発。

8:27 小諸インターチエンジで高速道路を降りる。

9:07 <曇りガス20℃> 高峰高原ビジターセンターに到着。

9:20 準備体操で体をならす。

9:30 <曇りガス20℃> 車坂峠登山口。1班を先頭になだらかな登山道を出発。


いよいよ出発
9:50 休憩。硫黄の匂い を感じる。

10:00 出発。

10:38 <曇り18℃ 少し肌寒い> 2070m地点で休憩。ぬかるみの道が続く。

10:44 出発。

11:06 シェルターの横を通過。

11:10 槍ヶ鞘を通過。崖脇の急坂を登るが浅間山は見えない。


11:25 トーミの頭に到着。晴れ間はあるが視界が悪い中、昼食を取る。


トーミの頭での昼食!


12:00 黒斑山に向かって出発。

12:03 黒斑山まで0.4kmの表示を確認して尾根道を下る。

12:20 火山ガス計測機器の脇を通過。

12:23 <曇り> 黒斑山の頂上に全員到着。

12:31 黒斑山から2班・3班・1班の順番に下山を開始。

12:49 <曇り> 草すべり分岐に到着。
標高差300m長い九十九折の下りが始まる。草丈の高いキオンの花が辛い下りを癒してくれる。 時折太陽も顔を出すようになり、浅間山が見え、北には蛇骨岳・仙人岳・鋸岳も見えて至福の時間を過ごす事が出来た。


慎重に降りる草すべり 火山館で一休み

13:48 後続の1班が遅れたので3班は休憩して待つ。

14:00 <晴れ> 湯の平口分岐に到着。それから長い坂道を下る。

14:10 火山館に到着する。トイレ休憩(有料200円)

14:27 平坦な坂道を下ると、二の鳥居に到着。

15:10 後続の1班が遅れているので待機。

15:15 1班と合流後は、1班を先頭に出発。流れは良くなる。

15:33 不動滝を左手横に眺める。雨の降った後で流れている水は濁っている。

15:50 一の鳥居に到着。浅間山荘まで1.4kmの表示を確認する。
近くの川は赤茶色で、硫黄の匂いを強く感じる。

16:33 <晴れ 暑い> おおきな鳥居をくぐり、天狗温泉に到着。参加者が無事に下山出来たことに感謝する。

二の鳥居 一の酉 鳥居


<YAMAPのデーター>
タイム6:59 距離7.7km 上り508m 下り1065m 平均ペース70−90%

16:33 新富観光バスの故障の為、3台のジャンボタクシーに分散してバスが駐車している場所まで向かい、荷物を引き取りホテルに向かう。

17:38 バスのトラブルが発生したが、予定した時間通りに小諸グランドキャッスルホテルに全員無事到着。

1日目は恵まれた天候と良いコンディションで登山する事が出来ました。今回は時間の関係で蛇骨岳に登れなかったのは残念でしたが、浅間山を垣間見る事も出来達成感たっぷりの山行きでした。秋には鋸岳から浅間山を眺めたいと思います。 参加者の皆様と登山出来、無事に1目目を終えたことに感謝します。

 
<2日目> 8月7日(日) 曇り時々晴れ
ホテル→高峰温泉〜水ノ塔山〜東篭ノ登山〜池の平湿原駐車場→入浴(湯楽里館)→ 新富観光BC



今日のルートは、比較的短いコ−スながら上信国境の代表的ハイキングコースとして多くの人に登られているという。一等三角点の置かれた東篭ノ登山山頂は360度の展望が望めるとのことで楽しみ倍増。 ホテル宿泊はとても贅沢でぐっすり眠れたらしく、元気よく我らの新富観光バスに乗車して出発を待つ。

8:10 予定とおり高峰温泉に向けて出発。
GCLのMさんから本日の予定と注意事項。空模様が怪しいので極力雨にあわずに下山したい旨のお話があった。 窓の外はガスに覆われ、視界不良。


9:00 高峰高原ビジターセンターにてトイレ休憩。

9:23 高峰温泉「ランプの宿」広場にてバスを下車。準備を整えて、恒例のラジオ体操をして〜

9:30 登山開始。
笹のブッシュを?き分けながら進む。登山道は良く手入れされていて歩きやすく高山植物の出迎えに満足。
ここではエーデルワイス(ミネウスユキソウ)が印象的。

9:42 うぐいす展望台「まるで 日本庭園みたい」と感嘆の声があがる。
ガレキの道ではあるが展望も開け快適に進む。ガスの切れ間からの眺めに幾らか満足して想像を膨らませた。
見上げた水ノ塔山は急登で、しかも岩山だ。足の置き場を先輩会員の方々が優しくエスコトしてくださり、新米は落石させないように慎重に歩を進めた。

10:48 水ノ塔山 頂上シャリバテにならないように水分補給と行動食をにする。眼下に道路が見え隠れして、高度感を味わった。
再びガレキの道と笹こぎを繰り返して東篭ノ登山頂上を目指す。


足場を確認しながら慎重に 東篭ノ登山頂上 下山開始


12:00 東篭ノ登山頂上到着 頂上は広く、360度の展望が望める。
しかし本日の天気ではガスに遮られ、残念ながらの視界ではあるが、よしとしよう。 昼食と写真タイムを賑やかに過ごした。

12:40 下山開始
途中、アサギマダラの美しく優雅な姿に癒された。

13:35 池ノ平湿原入口駐車場に到着
トイレ休憩後にバスに乗車して帰路に着く。


  <YAMAPのデーター>
タイム4:08 距離3.4km 上り402m 下り291m 平均ペース70−90%

14:15 湯楽里館で入浴
「長野県信州割スペシャル」でいただいた観光クーポンで買物。

19:25 新富観光BCに到着
車中で、GCLのMさんから今回の山行の総括があり、参加者にもマイクがまわり各々が感想を述べた。
日帰り山行スタイルでホテル宿泊という贅沢な企画に大満足で、またの機会を希望する声が多かった。 自生のカラマツ林に感動し、覚えきれない数々の花々に出会い、先輩方の適切なアドバイスを受け、幸せな2日間でした。 素晴らしい企画を用意してくださった役員の皆様に厚く御礼申し上げます。 そして、ご一緒して頂いた参加者の皆様、本当にありがとうございました。




   ◆浅間連峰で出会った素敵な風景◆
オンタデと東篭ノ登山 キオンの群生と浅間山